朝日は登って見る ― 2011年09月15日 21時44分
嘘のように平穏な毎日がやってきます。
数時間横になりながら眠れずに夜中を迎え、
日付が変わって8月23日1:45。
本来はヒロからボートに乗り、
海側から溶岩が海へ流れ落ちるのを見物する、
溶岩ボートツアー用に開けてあった日だったのですが、
数か月も流れが止まってツアー再開も望み薄になったころ、
旅行の日にちも迫ってきたので代替ツアーとして選びました。
サンセットではおなじみのマウナケアに登り、
オニヅカ・ビジターセンターで星空を観測したあと、
山頂で日の出を見るという初参加の寒そうなツアーです。
お迎えは太公望ハワイのジェームズさん。
ほとんどのオプショナルツアーは水付きですが、
この水を出されたのは初めてでした。
ハワイ島への敬意が現れか。
その名はハワイアン・スプリング・ウオーター
ヒロの近く、ケアアウというところで、
採取されている湧水で唯一のハワイ産の水?
ビンのデザインが洒落ています。
日本国内で24本入りを
¥4.5kで通販している業者があります。
暗い道中を自己紹介や若干の解説で過ごしながら、
ビジターセンター到着。
高度慣らしの休憩兼、星空観測を楽しんだ後、
山頂へ向かいます。
この時撮った星空はこちらの上から3枚目と4枚目です。
太公望の行うサンライズツアーの事前説明では、
マウナケアでの日の出は神聖なものなので、
登る前に軽食など食べるとけがれるので出さない主義とのこと。
もうちょっと軽いノリのツアーもありましたが、
格調の高そうなこちらで正解とします。
山頂では東の方が赤く染まって来ました。
おそろしく寒いです体感で5℃以下と見ました。
どの辺に太陽が現れるかわかります。
だんだん周りも盛り上がってきまして寒さもひとしお。
まだうろうろしている月、
それに気を取られた傾きが自動補正範囲を超え。
ここで針の先ほどの光が
事情がありしばらく画質が落ちます。
カメラを振るとまた違った風情で
寒さも雰囲気も日の入りとはまた違った感じで、
来てよかったなあ感もひとしお。
これはジェームズさん撮影の私。
斜めがお好みのようで。
何故独りかって?
余りの寒さにbunny1は車に逃げ込みました。
天文台群
左の陰は朝日がつくるマウンテン・シャドー。
すばるに近づき窓ガラスフィルター越しに。
下山途中のマウナケアの中腹には、
小さな噴火口が多く見受けられます。
まるで別世界。
1時間半ほど経ちました。
震え上がってたのがウソのよう。
帰着が早かったので2度目の朝食に間に合いました。
今日の昼間は、
身体を休める必要が有るのですが、
少しは散策も。
この露出はまるで絵ハガキか観光写真。
この日はゆっくりして、
キラウエアや溶岩台地に備えます。
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