山頂でサンセット2012年08月02日 00時05分

 三度目の朝食ともなるとだいぶ馴染んできました。
今日のツアーは 「マウナ・ケア山頂とスターケイジング」、
15:45出発なので相当ゆったりです。
その場で作ってくれるお好みオムレツがメインで。
DA15mm F4ED AL Ltd

         相変わらず慣れないのがコーヒーの味。
        ワイコア地区のホテル、
        と言っても知っているのはほかに1軒ですが、
        水道水の消毒臭がきついのでコーヒーに影響があります。
         1か月も暮らせば慣れるかもしれないのですが、
        短期利用の旅行者にはきついかもです。
         まあ苦情を言えるほど慣れてもいないので泣き寝入り。
         ホテル内のスタバもどきコーヒーショップも同じで、
        近所のスタバの味に違和感はなかったのに惜しい。
         次回のためにシャーリーさんにメールでも打ってみましょうか。        
        DA15mm F4ED AL Ltd

 部屋に戻り、気を取り直して持参のコーヒーを、
買ってきた水で入れてみると生き返ります。

                何気なく外を見るとビーチで小さな動き、
               ズームレンズに換えてみるとアスリートでした。
               この辺では珍しい光景なものでつい切り取り。
                DA55-300mm F4-5.8ED

         少し散歩に出るとこの辺の主な風景である、
        フアラライ山からの溶岩流跡が露出し、
        ミニミニ溶岩洞窟のつぶれたところ?
        DA15mm F4ED AL Ltd

ちょっと気分転換
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        キングスというすごい名前の、
        こじんまりしたショッピングセンターを散策。
         隣にキングスランドという、
        ヒルトン系のタイムシェア・コンドがあるのでその関係?
        DA15mm F4ED AL Ltd

 必需品のペットボトル入り水や、
若干の食料を仕入れて戻ります。

 帰りに日本語デスクへ立ち寄り、
エツコさんが前日 「引き継ぐ」 と言っていた、
ツアー会社から入るであろう電話について、
たぶん事情のわからないシャーリーさんに説明、
結果NGでもコナに用事を作ったので心配無用と。

 ついでに冬のくじらウオッチングについて聞き込をしたり、
次の滞在時にまた同様の部屋変更手配をしっかり根回し。

 時間を過ごしているうちに出発時間です。
 フロントで止めてあった部屋の掃除を頼んで、
玄関に出てしばらくするとおなじみ4度目のミニバンが来ました。

 今回は ジャックス・ツアーズの青木さん、
少し大人し目のガイドさんです。
 途中で洗車を積んだ軍用車両に引っかかり、
前方の景色に不自由しました。

 朝7時台から出てヒロ・キラウエアを回るツアーを済ませ、
さらにマウナ・ケア山頂組に合流するという、
屈強なツアー客をひろうため高度2千メートル付近の公園で休憩。
 これで座席が完全に埋まりました。

 個人的には上半身のヒートテックも合流し準備完了。

                 今日は山頂まで良く見えるマウナ・ロアと、
                流れ出た溶岩の平原。
                 ひたすら広く、黒いです。
                DA15mm F4ED AL Ltd
        
         マウナ・ケア山頂に向かう道路へ入ってすぐの景色。
        奥の小山に低い雲が見えます。
         溶岩も時とともに土となり緑も張り付くようで。
        DA15mm F4ED AL Ltd

 さて一行は高度慣らしの休憩で夕食となります。
豪華なディナーは必要ないのでこの方が楽ですね。
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 時間確認のためケータイの画面を見ると留守電ありのアイコンが。
確認するとホノルルのAlan1からでした。
日本語メッセージを要約すると、「明日のイルカ出港OK
 いまだに呑み込めない、国際ローミングで日本へ電話し、
留守電内容を聞くということを差し引いても朗報でした。
 これで全日程が予定通りとなる見込みで心もさらに晴れます。


         晴れた心に3年ぶりの銀剣草が迎えてくれます。
        離れたところに巨大な株が見えましたが、
        集合時間なので次回に申し送りということで。
        DA15mm F4ED AL Ltd

                先ほどのマウナ・ロアをこちらも3千メートルから、
                車窓フィルター付きで。
                DA15mm F4ED AL Ltd

        雲海の調子もよろしいようですが、影の長さはすごいです。
        DA15mm F4ED AL Ltd

 右の窓が欲しかったのはこれっ、
山の中腹の影、右から3番目が我々のミニバンとなります。
それにしてもこの山肌の色は。
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        マウナ・ケア山頂です。
        今までで一番すばる天文台に近い日没。
        DA15mm F4ED AL Ltd

                
                 天文台の北側は日没に備えて開きはじめました。
                DA15mm F4ED AL Ltd

         実はこの赤い山のてっぺんがマウナ・ケアの山頂で、
        左の青い三角はマウナ・ケアの影です。
         これ、定点観測的お約束。
        DA15mm F4ED AL Ltd

 沈んだ位置はともかく、わりと普通に沈みます。
雲間からマウイ島のハレア・カラがクッキリでラッキー。
 今日はグリーン・フラッシュはなしです。(無いのが普通でした)
DA15mm F4ED AL Ltd

         ちょっと明るくして天文台や雲海を良く見ましょうか。
        がっかりした風な横の奥様が、
        「海に沈むのを見たかった」 と独りごちたので、
        「今日はきれいです、ここでは海に沈みません、雲海に沈むんです」
        と言ってやると自分が不運でなかったことに安心したようです。
         ああまたひとり救ってしまった。
        DA15mm F4ED AL Ltd

                 撤収のために車に乗り込む直前、
                ガイドの青木さんが指さした方向。
                 聞いたこともないですし、意味が呑み込めませんが、
                「青暗い帯が地球の陰です」だそうです。判ります?                
                DA15mm F4ED AL Ltd

このあと速やかに撤収し、
休憩所のオニズカ・ビジター・センターまで下ります。

 ツアー客は年々増えている感がありますが、
今回は特別多い感じです。

 月もなく星明りだけの暗がりに人だかりといった風情。

 ビジターセンター前では大口径の望遠鏡が設置され、
それぞれ違う対象を狙い、観光客を楽しませていますが、
ここでは目が明るい光にならされ星が見えにくくなるため、
基本の照明は赤色光だけで、ヘッドライトも遠慮がちに使います。

 ただ人の多さでタブーとされている白い光の使用が目立ち、
引率のガイドも啓蒙が行き届かないようで、行く末が少し心配です。

 今日の標高2千8百メートルは快晴、スターケイジング日和。
訊けは昨日は天候が悪く(知っています)、
我々が星を見たあたりまで下ったみたいです。

 我々のようないつまでたっても素人にとって、
そうとう噛み砕いた星座にまつわる神話を聞いたり、
望遠鏡をのぞかせてもらったりするのは感動の助けとなります。

 こうして楽しいひとときは過ぎていき、海岸方面へともどります。
さて明日はどのイルカが待っているか。

コナでリベンジ?2012年08月07日 00時40分

 自由に動ける最終日となる4日目の朝が来ました。

朝起きるとそこに同じ風景があるのを確認したくなります。

 撮ってみると何の変哲(アクセント?)もない絵に
DA15mm F4ED AL Ltd

        手前に大きなアクセントは入りましたが画面下部が貧弱で。
        救いはかろうじて見える山のスカイライン。
        近そうなのでフアラライ山?
        まさかマウナ・ロアということはないと思いますが。
        DA15mm F4ED AL Ltd

 なんて言っている間にクーポンが今日で切れるので、
レストランで取る朝食も最後となりました。
 明日はクーポンが無いので何か考えます。
クーポンがあるから食べますが、
朝食に何十ドルもかけるなんて変とか。

                でやや定着した感があるので珍しさもないテーブルに                
                DA15mm F4ED AL Ltd

         部屋に戻るとビーチで
        グラス・ボトム・ボートのツアーが始まったようです。
        足元が見えませんが海の中をじゃぶじゃぶ歩いての乗船。
         日本語デスクのシャーリーさんによると
        30分くらいの乗船で船底がガラスなので魚がきれいとのこと。        
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10時前には 「コナショッピング送迎」 という
一応ジャックス・ツアーズ提供の 送迎のみツアーで、
ネットで調べて去年から利用しています。
 タクシーでコナまで行くのと比べ、チップを入れて約半額と実に合理的。
しかも最低催行が2名なのでキャンセルもなし。
空港まで先客の出発客がいますが、帰りは貸し切り状態。
難点は1時間ほどのあいだろくにしゃべれない英語を使い、
20パーセントもわからない相手のいうことに耳を傾けることでしょうか。

 
 目的地の桟橋に入り振り向いたらこうなります。
中央の大きな樹の辺りがピックアップ地点なので楽です。
去年は閑散として不安でしたが今年はにぎやかです。
DA15mm F4ED AL Ltd

         午前11時前後に子供たちがいるということは夏休み?
        桟橋の反対側はボートやスタンドアップパドルのボードが通ります。
         よくみると手前の子供たちの間に写ったボードに座った女性。
        妻が先に気が付いたのですが左腕がありません。
         片腕を失ったサーファーの話を日本で最近聞いたような。 
        後で調べるとそれはベサニー・ハミルトンと判明。
         当然ここに写っているのが本人かどうかは不明です。
        カウアイ島出身らしいのですが主な活動がどこだかわかりませんし。
        コナの休日を楽しんで海上散策もあり得ますよね。
        漂う雰囲気から本人のような気になっていました。
        本人だとすると髪の色が少し濃いようですが。
        DA15mm F4ED AL Ltd

                 桟橋の反対側には
                昨年振られた船がキャプテン付きで居ました。
                 乗船時間が来ると遠巻きに待っていた乗客が、
                それぞれ集まってきました。
                DA15mm F4ED AL Ltd

              
         看板を見るとイルカとグラスボトム・クルーズとなっています。
        イルカがメイン・イベントというわけではなさそうです。
        DA15mm F4ED AL Ltd

 乗客は我々の他に、老夫婦と家族連れ2組で十数人。
もしかするとあわや催行中止だったかもしれません。
なにしろ100人以上乗れる船ですから。

 出港後すぐに赤い屋根が見えます。
昨年はあの前から恨めしそうに海を見ながら時間をつぶしたもので。
DA15mm F4ED AL Ltd

         ホノルルから出発し、
        7日間かけて各島を周遊するツアーの船です。
        たまたまコナに停泊していました。
         横付けできる桟橋がないためひっきりなしにボートが出ています。
        出かけるのも大変そうです。
         日本の旅行会社でも
        8泊(船中7泊、ワイキキ1泊)10日のツアーとして出ています。
        一度は味わってみたいような。        
        DA55-300mm F4-5.8ED

                怪しい島はジェットスキーのレンタル屋さんでした。
                ここまで送ってくれるのでしょうか。
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        ついに2年越しの
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 飛び上がらない種類のボトル・ノーズドですかね
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         このくらいが限度で目はなかなか見せません。
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                結構数は居ましたね
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         この後姿、親子かも
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 もうちょっと騒がしてくれたのですが、
ハンバーガーをぱくついている間に終わってしまいました。
 ちょっと肩すかし的でした。

 ツアーの趣旨からするとこれで普通かもしれません。
サンゴのポイントでは黄色いフムフム・ヌクヌク~(まるで寿限無)を見たり、
次の指サンゴおいるポイントまでのクルーズを楽しんだり、
まあ家族向けと言ってよいでしょう。
 冬には飛び上がるイルカのスピナーが見えるかもしれません。
催行中止になりにくいイルカのツアーは、
シュノーケルでイルカの近くで泳ぐものです。
 20人乗りほどのボートが多く、
オプショナルツアーにもなっているので使いやすいと思います。
とくにボトル・ノーズドがいるときには最適ですね。
 海に入らない選択が有りなら飛びつくのですが。

交換しなかったので望遠ズームでつい景色を撮ってしまいました。
斜面に見える道は新興住宅地に上がる道です(グーグルアースで見ると) 
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 帰りにまたイルカに遭遇するかと思ったら有りませんで、
船のクルーによるショーで子供をつなぎとめたりしながら、
ひたすらクルーズで桟橋に戻りました。
 もうちょっと見たかったの思いを胸に、
船から降りるとウオルマートめざして丘を登ります。

 
        望遠ズームも近づいて撮ると見れるようになります。
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 ウォルマートに探し物はありました。
ビッグアイランド・クレストのコージさんが教えてくれた、
普段使いに最適と言われるフアラライの100%ハワイアンコーヒーと、
同じフアラライの100%コナコーヒー(?)って変ですがグレード表記なし。
まあ物は試しでバサッとカートに入れてと。
 しばしの休憩の後、意気揚々と桟橋まで下りてくると
カントリー・サムライの国武さんの店へ。

今回迎えてくれたのはTVで見たウオルター・クニタケさんその人でした。
 流暢といえる日本語で親身な応対の始まりです。
去年の応対はだれかと聞かれ女性と答えると、
「それはメイビー マイ ワイフ」ですと。
たしかに流暢

 すぐにボール状のチョコレートを勧められほおばっていると、
出してきたタッパウエアにはくし形に切った果物が。

 「家でとれたマウントゥン・アポー」というので食べてみると、
一度日本語英語のマウンテン・アップルに直し、
山りんごと理解する手順を踏んだので、
まさに上品な薄味のりんごに何拍もあとで反応した次第。
薄味を賞賛したつもりで「上品ですね」というとさすがに
ジョーヒンの意味なに?」と来たので、
日本語なまりの「ノーブル」と答えましたが、味の表現として伝わったか不明。

 次に出てきたのはこれも「家の農園で穫れたオーレンジ」、
皮が緑がかったりで見栄えはいまいちですが、
このオレンジ香りも高く味も濃い、天下一品です。
 おみやげ用にジップロックに詰めてくれました。
いったいコーヒーを売る気があるのでしょうか。
 その後やっと試飲用のコーヒーが出てきました。
グレードは上から2番目のFancy
最上のExtra Fancy との相違は判別不能でした。

 今年はファンシーを買おうと決めていましたが、
今年は時間が遅かったので16オンス入りが売り切れており、
8オンスを2袋としました。
 あとウオーリーさんの全力投球にあおられ、
エクストラファンシー16オンスも行ってしまいました。

 来年は生まれて初めて日本を訪れるというウオーリさん、
ご無事に来られるよう言って別れました。
 聞けば広島から静岡(富士山?)辺りまでバスで回るとのこと、
思い起こすと去年話をしたジャックスの日系ドライバーも、
同じようなルートの旅行をしたといっていたような。
 そのような人気ツアーがあるのでしょうかね。

 いよいよピックアップ時間が迫り、
簡単な夕食を仕入れて帰還します。
デザートはウオーリーさんちのオーレンジです。

左から
クニタケさんの100%コナ・コーヒーのエクストラ・ファンシー16オンス。
同じくクニタケさんの100%コナ・コーヒーのファンシー 8オンス。
(クニタケさんのは完全オーガニックなので少し割高)
次はフアラライ・エステートの100%コナ・コーヒーグレードなし(あやしい)。
最後にフアラライ・エステートの100%ハワイアン・コーヒー普段使い。

すべて7オンス(198g)で換算すると。
右から$16.62 、$15.39 、$9.48 、$6.97 評価はそれぞれ。
(Extra Fancyの16オンスは徳用なので少し割安か)
                DA21mmF3.2AL Ltd

ワイコロアの夕景そして鳥もか2012年08月08日 01時27分

 オプショナルツアーも淡々とこなし、
ハワイ島での時間も出発日を残すのみとなったはずが、
未掲載の夕景をまとめたので後ろ髪ひかれ的に。

 その前に居るにはいたという程度の、
ホテル周辺で出会った鳥も真剣みの薄い掲載ですみませんが。

ホテルにほど近いショッピングセンターの小さな人工池で、
睡蓮と小魚用にしつらえたはずがゴイサギの餌場となったようで、
かたまったまま動きません。
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         ホテルの芝生に他の鳥混じってキンノジコ
        DA55-300mm F4-5.8ED

                キバシコウカンチョウの幼鳥もちょこまかと
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        歌舞伎役者然としていますが名前がわかりません
                   8月15日追記
          アフリカからタヒチ辺りを経由して移入?
        かもしれないスズメのように群れる尾長楓鳥(オナガカエデチョウ)。
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なじみのある地鳴きと思ったらメジロでした。
連写のタイミングが悪くこれしか残りませんでした。
メジロでしょ?
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         朝食をとるレストランの上から風景を撮るつもりが、
        左の手すりからカバイロハッカが離陸。
        DA15mmF4ED AL Ltd

        強烈なトリミングのあと露出を明るくしてみましたが
        DA15mmF4ED AL Ltd

                 そのカバイロハッカは芝生でも群れますが、
                ヤシの木も大好きです。
                DA55-300mm F4-5.8ED

えっ、大したことないの声に返す言葉もなく鳥は不調です。
それではと夕景で締めそこないますか。


         西日を頂戴したらこうなりました。
                DA15mmF4ED AL Ltd

 風がないのでラグーンの水面も落ち着いています。
いい感じに雲があるのでこの後に期待します。
        DA15mmF4ED AL Ltd

        HDR効果になったみたいですね。
                 DA15mmF4ED AL Ltd

                 この群青色はちょっと違うかも
                          DA15mmF4ED AL Ltd

                  たまには望遠で寄せてみようとしたらシンプルですね。
        DA55-300mm F4-5.8ED

15mmに押されていますが一応存在を認めて
DA21mmF3.2AL Ltd

        太陽そのものを少し大きくしたかったので
        DA55-300mm F4-5.8ED

           
                ここまで大きくしたらもう少しシャープに頼みます
                DA55-300mm F4-5.8ED

         心霊写真ではありませんが、
        ひいき目に見るとグリーンフラッシュに見えないこともない?
        DA55-300mm F4-5.8ED

 マウナ・ケア山頂で見たサンライズのグリーフラッシュ。
あの光の強さには遠く及びませんが、
肉眼では確かに緑に感じがしたのです。
 珍しい現象なので数日間に2回見れるなんてありえない、
とは思いますが。

         沈む太陽の光にうすぼんやり緑がにじんで・・・いない?
        DA55-300mm F4-5.8ED

 こうしてシャキットしない夕景も見納めです。
次はどんな光景が迎えてくれるのか。
ハワイ島気に入った症候群は進行性。

ワイコロアを立つ2012年08月14日 08時03分

 いい加減で総括しないと、
心がいつまでもハワイ島に残ってしまいます。
 今回もたった5泊のことではありますが、
なぜか同じツアーガイドさんに会ったりすると、
前年までの累積された思い出も手伝って感動が膨らむようです。

 今回の目玉は何と言っても、
オニズカ・ビジターセンターからの、
星団のすばる、木星、金星、月が同じ方向に集結し、
しかも肉眼で見た珍しい天体ショーと、
マウナ・ケア山頂で目にした日の出直後のグリーン・フラッシュですね。
どちらも次に目撃する日が来るかどうかわからない現象です。

 
 部屋の前にわざわざ溶岩のがれきが撒かれているため、
去年JALでもらった(今年は無し)折り畳みのスリッパでは、
ソールが薄いためごつごつするから、
次は底のしっかりした室内履きが必要です。
 ここで改めて色の話
黒い溶岩の部分に青みを感じます。
使用中の画像管理ソフト、PDCU ver.4.35 が原因かもしれません。
合焦動作が不自由になったDA40mmF2.8 Ltd. 
 
         見納めのビーチでこの朝はクッキリしていました。
        ぎりぎりかぶった青みが最少のシーンで
        DA40mmF2.8 Ltd

                
                
                 ちょっと右に振って本来、日が沈むあたり。
                こちらはかなり青がかぶっていますが。
                 こんな朝をすがすがしいと思えるのも、
                体調管理で今や旅の必需となった、
                携帯ウオシュレットの存在も一役かっています。
                 コンドミニアムや日系住民の自宅など、
                一部では使われているそうですが、
                実際ホテルで設置しているのはワイキキの一軒だけ。
                 洗浄機能付節水トイレはハワイで有効のようですが。     
                DA40mmF2.8 Ltd

         溶岩だらけですが宿泊客が寝ている夜中に、
        大量の水を撒くことで緑が保たれます。
        手前の緑に違和感ありですか?
        DA40mmF2.8 Ltd

 朝の時間がないので朝食はほとんど非常食。
空港でチェックインすると平屋なので飛行機が目の前に。
 ハワイ旅行に関するアンケート調査に応じたり、
ハワイアン・ミュージックに耳を傾けたりして時間をつぶします。
DA40mmF2.8 Ltd
        本当にローカル空港然として独特な感じ        
        DA40mmF2.8 Ltd

                 車両等ものんびりと待機中(紫が飽和寸前)
                DA40mmF2.8 Ltd

        乗降が重ならないので移動式タラップは一台でOK。
        (タラップ横の布は紺に群青かぶりで飽和中)
        DA40mmF2.8 Ltd

自家用機やチャーター小型機のが群れて
DA40mmF2.8 Ltd
        一基ずつ名前があるようです
        DA40mmF2.8 Ltd

 ハワイ島からホノルルまでは40分くらいで、
感覚としてはあっという間ですが、
眼下に各島が確認でき実はお気に入りです。

                 JALも共同運航便が多くグループ名が入ります。
                  (raw→jpegに現像する際、撮影時”景色”のところ、
                   改めてソフト上で”景色”とすることで、
                   群青かぶりが少し改善しましたが依然として)      
                DA21mmF3.2AL Ltd

 こうやって過ぎた日々をまとめていると、
旅日記のようなメモを付けながら旅行するのは、
必要かもしれませんがどうも根がずほらでして、
次回はどうなることでしょう。

 8月に入り撮影現場でK-5のシャッターが切れなくなり、
PENTAXの盆休みを挟み検査入院中で、
サブのK-7のお出ましとなっています。

 K-5の発作が旅行中でなくて本当に良かったと前向きにと。

ジャス還という?2012年08月20日 15時43分

 アラ・サーとかアラ・フォーと騒がれて久しいのですが、
60才前後は個人的にアラ還と小さくつぶやいていました。

 先週誕生日が来たことで60才になりましたので、
普通に還暦なので改めてジャスト還暦と言わなくてもねえ。

 暑い時期の誕生日なので残暑見舞い的トンボ絵で、
ご機嫌をうかがいますか。
  ガマに後ろに回り、羽だけ見えるのはなんでしょう。
見えないからなんとでも言えますが普通のシオカラです。

 ところで60才になったらなったで、
特別支給の老齢厚生年金というのをもらえるそうなので、
よだれを垂らしながら役所と年金事務所をはしごして、
年金請求の書類を出してきました。

 少し前から分かっていたことですが、
厚生年金と国民年金を合わせても、
満期の40年(480ヶ月)に44ヶ月足らないので、
上乗せの ”付加” をつけて追加で任意加入してきました。
この付加がクセもので月々の年金額が増えるので、
国民年金に任意加入のチャンスがあれば ”付加” を忘れずに。
       

 写真のショウジョウトンボを撮った時は相当暑く、
こちらも屋外活動慣れしているので飲料の準備は怠りなかった、
のはずが昼を過ぎたころに底をつき、
暑くてやりきれないので引き揚げました。

 帰る途中で自販機のソルティ・ライチを求め、
飲みながら歩きましたが両足がつってきました。

 帰宅後も腿からふくらはぎのつりは収まらず、
回復には冷たいものを飲みながら休息が何時間も必要でした。

 初期の熱中症の症状の一つとして現れることがあるそうで。

もうしばらく気を付けましょう 熱中症。

常に前進というほどでも2012年08月23日 08時02分

 トンボと言えば、
珍しい(個人的には)個体に会い、
もっと良く撮れる機会があるだろうと高をくくり、
結局その機会もやってこなかったという話があります。

 いずれにしてもこの年齢なって、
初めて見聞きする自然現象や天体ショー、
あるいは被写体がこう次々と現れるのは感動です。

 徒歩で行くもっとも歩数の必要な現場の一つで、
初期の熱中症と引き換えに、
トンボの写真は羽根四つが必須
とおっしゃる諸先輩方に混じっての初見、初撮でした。

という言い訳的な前置きに続き

チョウトンボです。
  
         明るさや光線の当たり方で様々な色を見せてくれるので、
        つい撮影を忘れて観賞モードになりがちで。

                 過去に人様の画像で見聞きしては居ましたが、
                生で見るのは初めてなので興奮に、
                葦の前ボケやブレはお構いなし。

         逆立ちがお好きなようで        

                 構図で気を使ったつもりが滑って

         飛んでは同じ茎に何度となく止まる繰り返しが多く、
        こうなれば何とか飛びつきを切り取ろうとの思い。

よせばいいのにもっとトリミング

         まだ着かない

理想の出来が皆目わからず、
何度やっても同じようで撮れず、
今日はこのくらいしてやるとうそぶき、
次回に期待したもの、次回は来ませんでしたとさ。

                
お次は初聞、初見、初撮と三拍子。
先輩に教わったコフキトンボですが、
それを聞き違えキフキトンボで検索しましたが。

                 ヒットするまで遠回りした別名オビトンボ、
                コフキトンボの雌で羽根がオレンジの個体もあります。                

         止まりものが少し遠いので飛びつきを狙うも、
        タイミングがつかめません。

羽根が四つ写れば良いというわけでもなさそう

         たまに抑えたと思えば後ろ向き

                 好みの茎を奪われ、
                遠巻きに飛び回るチョウトンボをしり目に悠然と

人のふんどしならぬ2012年08月27日 00時41分

 自分が小さなころの記憶では、
還暦を迎えたというおじいちゃんが、
TVの中で赤いちゃんちゃんこを着て、
にこにこ笑っている姿がニュースになったことでしょうか。

 自分がその歳になってぴんぴんしているのは変な感じです。

 焼きたてのパンとピアノの生演奏が売りのファミレスの、
誕生日の割安コースにも特に変わった感情は湧きませんでした。

 いつも遊んでいただいている、
撮影仲間の先輩方から見ればやっと仲間入りという感じのようです。

 撮影と言えば、
撮影現場で純正サンヨンレンズのピントリング空転により、
オートフォーカスはおろかマニュアルフォーカスも効かなくなり、
一旦自宅へ戻りBORGに換えて撮影を続行した翌日、
今度はK-5のシャッターが切れなくなる不運に見舞われました。

 代打で出動した初聞、初見、初撮のトンボはどう映るでしょう。

 初めは変なところに変な格好で止まっている個体をみて、
「これはなんでしょう?」と騒いだら、
先輩の昆虫博士が「サラサヤンマの可能性が高い」とのことで、
撮影大会が始まりました。

 のちに確認した画像に違和感があったようで、
後でヤブヤンマと訂正が入りました。
 最短撮影距離7mという辛い環境でとりあえず。

         解像はいかにと試みた強引なトリミング。

その後2度と見かけないので自分的には貴重なひとときでした。

 年々自分の内蔵メモリー容量が縮小していく中、
物の名前などを新しく覚えるのはとてもムリで、
昆虫博士の豊富な辞書を、
まるで自分の外部辞書や外部メモリーのように、
活用させていたいただく手は、
楽こそ継続の糧ということでありがたいことです。

つかの間の2012年08月27日 23時52分

 春先からほとんど撮影に至っていないカワセミが、
この暑い時期に一瞬だけ見せてくれた行動。

 療養中のセットを代打のセットが越えるような、
まさかな事態は起きないとは思いましたが、
結局心配には及びませんでした。

         これしか撮れないと、出来はお構いなしの強行掲載

 あまりの暑さに長時間の待機や観察は自粛する中、
発見や遭遇のチャンスもその分少なくなっています。

真夏のミステリー2012年08月29日 18時39分

 「戻ってきましたので都合のよう時にどうぞ」
すぐに出られなかった携帯電話にうれしいメッセージ。

 いちおう気になったところは修正したことになっています。
・肝心のシャッターが切れないのはミラー調整(交換ではなく)。
・レンズのほうは引き渡し時再現無しで見込み修理完了。

 カメラ屋さんの店長曰く
 「メーカーのサービスが診て処置をしたという事実が肝心で、
  また何かあったら保証範囲ということですね」
 その通りだと思いますが、そのまた何かというところを、
頭に響かせながらありがたく身受けしました。
 
 テストがてら外出しても何もいないので困っていると、
遠くに小さな花畑が見えましたので近づいてみました。

先輩の写真を拝見し青と黒のコントラストが気に入りました。
こんどは自分の目の前にいるのでここぞとばかり。
 実はその昔、車体がスカイブルーで、
メッキの部分は全て艶消しの黒という、凝った車に乗っていました。
(要は配色が好きと言いたいのにこの回りくどさは)

         1.4m付近での撮影でしたのでピントが怪しいです

カメラ、レンズともに特に問題はなさそうで良かったです。

ところがです。
次の日、BORGを付けて数時間遊び、
本日報告がてら現場に行く途中、
次の画像を最後にレンズのAF動作が悪くなりました。

仕方がないので自宅に戻り、
兄弟分のDA★200mmに交換し作動を見ましたが快適に使えます。
ということはカメラは異常なしでDA★300mmが犯人?
とばかりにカメラ屋さんへ急行しました。

ちょうど店長がおられたので経緯を話し不具合を一緒に確認しました。
DA★200mmに付け替え問題がないことも確認してもらいました。
ということはやはりボディはOKでDA★300mmがNGか?

それではと店に展示してあるK-5に問題のDA★300mmをつけると・・・、
なんと、問題なくAFが作動するではありませんか。
ということはDA★300mmはOKで私のK-5がNG?

訳が分からないループに陥りましたが、
実際に私のセットだけにしても不具合が目の前で再現しています。
店長も頭を抱えながら、
 「もう一度あずからせてください。
 ¥40k(3点で)もかかったのだから直させますよ。」

自宅に戻り良く考えると、
私のK-5とカメラ屋さんの展示用K-5との相違は、
BORG製マウントアダプター使用の有無で、
スワBORGが犯人? ってまさかねえ。
くだんのアダプターはPENTAX純正ではないので、
送っても検証することはないでしょうから、
あっちに訊くしかありませんね。

アッというまにK-5無し生活に逆戻りでしばしのがまん大会。

中川さーん、こんな事例報告聞いたこと無いですよねえ。