常に前進というほどでも ― 2012年08月23日 08時02分
珍しい(個人的には)個体に会い、
もっと良く撮れる機会があるだろうと高をくくり、
結局その機会もやってこなかったという話があります。
いずれにしてもこの年齢なって、
初めて見聞きする自然現象や天体ショー、
あるいは被写体がこう次々と現れるのは感動です。
徒歩で行くもっとも歩数の必要な現場の一つで、
初期の熱中症と引き換えに、
「トンボの写真は羽根四つが必須」
とおっしゃる諸先輩方に混じっての初見、初撮でした。
という言い訳的な前置きに続き
チョウトンボです。
明るさや光線の当たり方で様々な色を見せてくれるので、
つい撮影を忘れて観賞モードになりがちで。
生で見るのは初めてなので興奮に、
葦の前ボケやブレはお構いなし。
逆立ちがお好きなようで
構図で気を使ったつもりが滑って
飛んでは同じ茎に何度となく止まる繰り返しが多く、
こうなれば何とか飛びつきを切り取ろうとの思い。
よせばいいのにもっとトリミング
まだ着かない
理想の出来が皆目わからず、
何度やっても同じようで撮れず、
今日はこのくらいしてやるとうそぶき、
次回に期待したもの、次回は来ませんでしたとさ。
お次は初聞、初見、初撮と三拍子。
先輩に教わったコフキトンボですが、
それを聞き違えキフキトンボで検索しましたが。
ヒットするまで遠回りした別名オビトンボ、
コフキトンボの雌で羽根がオレンジの個体もあります。
止まりものが少し遠いので飛びつきを狙うも、
タイミングがつかめません。
羽根が四つ写れば良いというわけでもなさそう
たまに抑えたと思えば後ろ向き
好みの茎を奪われ、
遠巻きに飛び回るチョウトンボをしり目に悠然と
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