そのタイチョー2013年07月28日 23時37分

 旅行を申し込んだ先のHIS。
そのオプショナルツアーで目にしたのは、
消息不明であった和田タイチョーの
パッケージチャーターでした。

 パッケージだと,
乗合で回るコースを単に貸し切りで回るだけなので,
野鳥に向き合うことはほぼ不可能なため、
直接コンタクトを取り初のオーダーメイドチャーターとなりました。
我が家は二人なので二人で1台貸し切りという豪勢なもの。

 時系列が崩れておりまして、実は最終日のことです。

 まずは腹ごしらえで、
これはオムレツの製造現場であります。
好きな具を指定して出来上がりを待つのです。

        部屋に戻り時間まで待機しつつ、
       一番天気の良い風景を残します。

 10時間でアパパネなどの野鳥を狙いつつ、
他のツアーとだぶらないような景勝地を巡るという、
まことにアバウトな要求で、
いよいよわがままツアーの始まりです。

 
              でミニバンは日産の北米仕様アルマダで、
             タイヤも渋いのが付いていますね。
              タイチョーの由来は聞き漏らしましたが、
             次に会ったら訊いてみましょう。

        横断道路のサドルロードを走ること1時間強。
       最高地点を越え、雨の地域を過ぎヒロへ下り始めたころ、
       道路わきの小さな駐車スペースへ入ります。
        マウナ・ロア北西のふもとの途中でしょうか、
       マグマの噴出するプウオオと同じ名前ながら、
       地理的に別のプウオオ・トレールでますは小手調べ。

              溶岩台地らしからぬ風景。
              さては焼け残った?

        人けは少なく、前方の二組のハイカーたちだけ。

咲き誇るワイルドフラワーという風景は予想外。

       樹上のツグミを撮ったのは右手の林の端です。

 歩を進めても状況の好転が予想しずらいという、
タイチョー判断で切り上げて次のポイントへ。
 昼食の調達やトイレ休憩を含め昼過ぎに、
キプカプアウル・トレイルに着きましたが、
駐車場が不要なほど人が来ないということ?

 またタイチョーの指摘で
ハワイでは影が真下に出来るのということに、
初めて気づかされました。

       気付けば約2時間弱の滞在で、
       風景写真は皆無でした。
       慰めにマウイローズと指差されたバラをば。

アパパネは双眼鏡でのみ観察できましたが、
依然として撮影不能で場所替えですが、
これより有料の火山公園に入ります。

              来るたびに素通りの、
              ボルケーノ・ハウスに初のお立ち寄り。
              宿泊施設でクレーター・ビューの部屋が売り。

        こんな見え方ですが、
       ハレマウマウを新しい角度から見れて新鮮。
        眼下に通過したアパパネを見ることができました。

300mmの画角はこんなで、寄り過ぎ注意。

       これも300mmで、煙でもやっていながら、
       あんなところに人が。

 大小さまざまなクレーター群をつなぐように走る、
チェーン・オブ・クレーター・ロードの途中。
 茶色のマウナ・ウルを望む小ぶりのクレーターを、
展望デッキから堪能します。

        後ろを見るとこれはこれで壮観。

 マウナ・ウルを回りこむ感じに車を進めます。
しかし行程の進み具合が予想できず、
わがまま放題という感じは皆無ですね。
 人生でわがままだった時期がないためか、
わがままを言うのに慣れません。

 とはいえ他と一味もふた味も違う展開に、
bunny1ともども感嘆しきり。

              昔は正面の道がつながっていたところ、
             溶岩に流されたらしいです。
              手前のとがった感じはアア溶岩で、
             少し先のグレーがかったのはパホエホエ溶岩。

       左の丘がマウナ・ウルで回り込んだのがわかります。

奥から手前に流れたように見えれば撮影成功

        吹き上がった小さく軽い溶岩は、
       少し離れたところまで飛び、
       地球離れした風景となります。

        溶岩が噴出した裂け目付近は奇岩状態

              これ裂け目の一部

どう見ても

       少し戻り、
       イキ・クレーター越しに、
       ハレマウマウが見える地点に。
       またしても眼下をアパパネが通過してドキドキ。

              イキ・クレーター内を300mで寄った先には
              ハイカーの姿

        日本で火山といえば硫黄はつきものですが、
       これも他のツアーで寄ったことがない、
       ビジタセンターから蒸気吹き出し地域からの遊歩道で、
       珍しい硫黄のにおいがします。
        ここでは広角を忘れたので300mm縛り

硫黄成分の結晶だったか?

       聞けばこの島は別名欄の島とのこと、
       そういえば道路端に欄の葉が多い。

              強風で涼しい中、マウナ・ロアを背に、
              スチーム・ベントの手前には
              超軽装な観光客

       今回は違った角度からハレマウマウを望みます。
       手前の草で強風がわかると良いのですが。

              こちら別のスチーム・ベント。
              近くの親子が物差し替わり

このあたりで17時となり残り2時間。
帰りの時間を計算するともう下山しなくてはならないようです。

わがままはほとんど言った場面がありませんが、
全体に自由度が高く、気の合うガイドさんとの時間は濃密でした。

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