あこがれの ― 2009年11月30日 17時42分
到着は前日の朝10時前で真夏です。
判ってはいるのですが何となく割り切れない感じのまま、
旅に突入しています。
以前は溶岩だらけの荒れた地であった
ビッグアイランドの北西地域は、
このリゾート開発で土が大量に必要だったでしょう。
この部屋からの眺めを造ったのは、
パリス・ヒルトンのお父ちゃんです。
「風景撮りに向いている」と言われているカメラのはずが、
なかなか撮れずにいたのでヘタのままです。
おまけにちょっとクセ者のレンズなので心配です。
コンデジでもっときれいに撮れる方も多いと思います。
と、断っておいて
ツアーの車マウナケア山のすそ野を走り始め、
2時間ほど揺られたあと虹の端を捕まえました。
(良く見るとダブル)
腹ごしらえや着替えで過ごします。
ハワイでヒートテックのお世話になるとは。
休憩も終わり、もうひと登りと山頂へ向かいます。
注意事項は酸素補給のために水をたくさん飲みなさい、
体調不良のもとなので眠ってはいけません。
実は雲海から突き出たマウナロア山と格闘した後、
少しウトウトしてしまいました。
心配です。
頂上まで100mほどのところで撮影タイム。
感動の高ぶりとは別に、ここで体調が一番ひどくなりました。
酸欠の呼吸困難というよりは
脳貧血の手前と言った方が伝わるでしょうか。
それにしてもbunny1はとても元気です。
撮影を忘れてはいけません。
屋根が平らな方があこがれのすばる天文台です。
意識的なペンタックスブルーはいかがで?
正面の薄いグレーの富士山みたいなのはなんと、
今いる頂上付近が夕日に当たり雲海に影を映しているのです。
実に感動を呼ぶ光景でした。
はい、富士山の頂上にも登ったことない私ですが、
いきなり4200m超えの頂上から絶景を見るとは、
なんという幸せ。
右の建物は先ほどのずばるで、左手前斜面には残雪が。
少し露出を暗くして雲海のコントラストを強調してみます。
三日月も借りて感じを変えましょう。
人のシルエットで夕陽のショーは終わりです。
このと2800m付近までおりて星の観測に写ります。
腕と装備不足で星のの写真はお預けですが、
間違いなく最高の天体ショーが繰り広げられました。
照明を極限まで抑えているおかげで周りが漆黒に近く、
見える星が多すぎてかえって星座が分かりにくい、とか。
なんとなく星の間が薄く雲がかかっているなと思ったら、
その雲さえ星の集まりが、持参の双眼鏡で解像の結果
天の川だったり、とか。
なんが遠くで星がまとまっているなと思ったら、
星団のすばるだったり、とか。
ガイド氏のロマンティックな解説も手伝って
感動的に初日の幕を閉じることになりました。
これでもう旅の半分が終わったような感覚です。
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