助け舟 ― 2010年10月16日 23時21分
本日付神奈川新聞2面、遠藤さんの記事によりますと、
「(松沢さんが反応した住生活G会長の発言は)
株主に対する説明責任を果たしたい気持ちが強く出ちゃったのではないかしら」
とちょっとかばう素振りも見せたように書かれており、
また 「知事は市民県民感情を代弁なさった」とばかり追い打ちも。
やっぱり横浜にいてほしいですよね。
一方、本日付神奈川新聞8面の織田さんの記事によりますと、
15日に松沢さんの吠えを受けて住生活G広報室長も、
「全国のファンの皆さま、地域の皆さまは大切にしなければいけない存在。」
「現時点ではTBS側との協議の段階。」
「先行きやビジョンに関するコメントは差し控えています。」
「(会長の本拠地に制約なしとの考えは)報道陣からの質問に答えた形。」
やはりシステムとしてのプロ野球の維持・発展への思いは、
広報といえども語られなかったのですね。
(質問されなかったといえばそれまでですが、まさかそんな思いは無いとか?)
TBSにそれがあったかどうかという話は別問題で。
多くの才能を有し、年齢を重ねられた方に要求する
模範解答は
『一般的に企業経営・買収は純粋なビジネスであり、
プロ野球チームも例外ではありません。
企業人としてはブランドを浸透させる方法を模索する立場でもありますが、
プロ野球の存在そのものがファンに夢を与えるという側面もあり、
その意味ではビジネス一辺倒で通すことの難しさもあるかも知れません。
また、一野球ファンとしてはファンの皆さまや地域の方々の、
チーム名・本拠地へ寄せる思いは容易に想像出来るものです。
本件は交渉中でありますので、残念ですが今は発表できません。
買収が完了したあかつきには現在問題とされている様々なことが、
順次決定されてゆくでしょう。
多くの皆さまの思いに沿えると良いのですが、
どのような結果になろうともすべての事を考慮しなかったわけではないことは、
どうかご理解いただきたいと思う次第です。』
このくらい言っておけば株主も市長も知事も少しはおとなしかったでしょうに、
そして私も。
十年以上企業名のつかない球団に慣れ親しんだので、
レクシル横浜(仮)ベイスターズ(仮)なんて決まったら、決別か。
最近のコメント