いつの間に2012年10月26日 09時36分

 外に出られず家の中で杖で歩く生活は、
3日寝ても芳しくないため、
24日になり文字通り思い腰を、強引に車に押し込み、
自力通院に及びました。

以下顛末

駐車場からそーっと歩きながら5分ほどで受付にたどり着き、
慣れた調子で診察券と保険証を差し出して、
「前回から間が空いていますがまた腰が痛くて」
そう前回は23年2月で珍しく1年半も発症していなかったのです。
それが裏目に出たとは・・・

端末を見ていた受付の女性は眉をひそめたかと思うと、
「大変申し上げにくいのですが今日は診察できません」
「今年の4月から一旦終了したケースは診察できない決まりとなりました」

驚いて力が抜けそうでしたが、
たまたま腰のかかりつけが地域の中核病院であったので、
地域のクリニックへ患者を散らばらせる措置というのはうなずけます。
まあギックリゴシ程度で騒がすな、ということです。

諦めて帰る前に気分を落ち着かせようと、
病院内のタリーズで一服し、
やはり現在の状態を知る必要があると思い直し、
かつてカワ友が通ったらしき病院が近いので行ってみました。

そこで先生に事情を話すと
「ご希望なら紹介状をすぐ書きますよ」
と言っていただいたのですが、
次に発症した時また門前払いに会うのは明白なので、
尋常ならざる事態になるまでは、
こちらとお付き合いをするのも良いと思い、
そのまま診察に入ってもらうことにしました。
ちょっと肩甲骨の辺りもつり気味なのでついでに。

レントゲン結果は、腰椎に(たぶん神経も)異常は見られず、
いわゆるギックリ腰で薬と湿布の処方です。

要するにゆっくり快方に向かうだけということになり、
ちょっと安心して帰宅しました。

エレベーターで階下の老婦人に行き会い、
訊かれるままギックリ腰だと答えると、
 彼女曰く
「ギックリ腰ならまだいいですよ、私なんか脊柱管狭窄症って言われちゃった」
そりゃあ大変だ、脊柱管狭窄といえばサムさん?

話は変わりますが、
病院の入院患者同士の雑談は重症度争い大会となる場合があります。
「わたしなんかこんなに~」 「折れの方こそここがこんなに~」
といった具合で一種ゆがんだ世界がみられる時があります。

エレベーターでの会話はそんな昔のことも思い出させました。