O-びっくりGPS12011年09月02日 13時38分

 ひょっとしたらの思いで旅行直前に導入してみたのですが、
このPENTAXが世に送り出したGPSユニット
扱いに熟練するととんでもないものが写る予感がします。

 製品のおさらいですが、
GPSユニットという名前から想像できる機能である、
撮影場所の正確な位置・撮影方向を読み取り
撮影場所の緯度経度を明らかにすることの他に、
本来手振れを補正する目的で働くCMOSセンサーの動きしろを、
この新兵器がコントロールして星を止めて撮る、
アストロ・トレイサー(星の動きを自動追尾機能を発揮する、
解りやすくいうと星を流し撮りするための装置ということです。

 バルブ撮影のみ対応で、
最大露光時間は装着レンズの焦点距離によって変わってきますが、
今回は大幅な時短のためISO値を上げる方向で臨んでいます。
 天体相手なので本来は三脚使用が前提ですが、
こちらは持ち合わせがないので天然三脚(まあ地面ですが)です。
少しは驚いていただけました?

 
 比較のためとはいえ恥ずかしながらで去年の撮影分から、
少し明るいホテルの芝生に置いたものです。
K-7/DA*16-50mm SS=20秒 F2.8 ISO=1000
 周囲の明るさを取り込んで見にくくしているのと、
たった20秒と言えども星が動くには充分な時間?

          
         いくらなんでもいきなり本番はないだろうと、
        動作試験兼練習撮影のつもりで、
        サンライズを見に山に登る前に部屋の前の庭から。
                  標高表示が27.3Mなのは眉唾、
        (K-5/DA40mm F2.8 SS=32秒 ISO=320)
          部屋の前は明るくて練習撮影ができなかったので、
   ぶっつけ本番かと嘆いて横になっていると(眠気が来ない)、
   さすがに午前1時を回るとかなり暗さが増してきました。
         つまり練習してみろということか。
        クッキリしていますが星の数が全く足りていません。
         32秒ならISOの値をもっと大きくする必要あり?

練習に割く時間もそこそこに出発の時間です。

            8月23日3:24、ここはマアウナケア中腹の、
            おなじみオニヅカ・ビジターセンター駐車場。
              細い月を避けて逆方向を狙います。
           (K-5/DA21mm F3.2 SS=32秒 F8.0 ISO=6400)
                                    下はトリミングで拡大効果
              14点クロスで輝いているのは人工衛星?
                     それとも宇宙ステーション?
           (実はガイドさんに背を向けていたので訊けません)
                もっと絞りを開けてISOも小さくしない?と聞かないで。
 
  チョー寒い中日の出を観終わり下山した夜。
浜辺に通じる散策路のはずれので、再び練習時間を取りました。
 今回の目玉、15mm単焦点の出番でしたが、
たまに車のヘッドライトが横切るのでベストコンディションとはいえません。
そしてなぜか長い露光だとうまく撮影できないことがあります。
首をひねっている暇はないので撮影できる方法を探るのが現場主義。かな?
 15mmで撮影可能時間は5分となっていますが、
5分間の間にヘッドライトなどの光がさしたり、
露光時間内に光のいたずらに遭遇する確率が高いので、
長時間露光撮影は有るか無いか不明な別の機会にゆずります。
 
        (K-5/DA15mm F4 SS=30秒 F4.0 ISO=1600 )
        右1/3ほどの赤みは光を受けた樹の葉です。
        星自体まあクリアを言えそうです。

 開けて8月24日
キラウエア火山と溶岩台地、
そして星空観測のツアーです。
 そのツアーも最後の見どころ、
標高2000M付近が星見のポイント。
サドルロード脇の駐車場ということもあり
ヘッドライトがそこそこうるさく。
 基本的にガイドさんの説明を聞きつつ特別内職をしながら、
ガイドさん設営の望遠鏡を覗いたりという離れ技なので、
たまに起こる撮影失敗(カットが残りません)は不安材料です。

(K-5/DA15mm F4 SS=30秒 F4.0 ISO=1600 )
わざと天の川の薄い方向を狙って
        
        (K-5/DA15mm F4 SS=90秒 F4.0 ISO=1600 )
         目視では暗い瞬間を見ることができるので、
        あこがれであった夏の天の川も格別でした。

                     (K-5/DA15mm F4 SS=90秒 F4.0 ISO=1600 )

                                  下はトリミングで拡大効果
                 さそり座の方向を狙いにいったはずが、
                 地面に置いた角度がいかにもアバウトで、
               おまけに星があまりに多すぎて、
                    どの辺りが写ったのかなど皆目わかりません。
                 ひたすら載せるのみ。

 15mmなので画角が広いのでなにか映るでしょう的な、
いかにもO型丸出しのO-GPS1のお試しでした。

 潜在能力の片鱗と、
ハワイ島の星空の一片をお楽しみいただけたなら
有りがたき幸せ。

ちょっと鳥見ング2011年09月06日 12時56分

 帰ってからというもの、天候のせいもありですが、
ただいま怠状放心(タイジョウホウシン)中であります。

 元来まめずぼら症で段取りで集中したかと思えば、
終わったらほったらかし、という山と谷があります。
 (写真の整理が進まないことを説明しています。)

 というわけで腕の無さのせいで撮影枚数の少なかった鳥です。
といっても気を入れて撮りに行ったのではなく、
ホテル周辺の散歩中とか、観光のついでにシャッターを押せたものばかり。

 大物対象、晴れ専用という意味で、
イルカ用と位置づけた望遠ズームがひょんなことで余ったので、
使わにゃそんそんというノリで証拠写真集めです。

 なんで景色というなかれ。
左のヤシの葉近くにかろうじて飛ぶものあり。
これだけDA15mmF4 ED AL Ltd
       
                   ホテルの庭でキンノジコを狙っていると、
   初見のNORTHERN CARDINAL(ショウジョウ紅冠鳥)が、
 いきなりすーっと現れましたがまともには撮らせてもらえません。                              
        (どのくらい赤いかだけを見ていただきました)

            ひょんなことで時間があいたカイルア・コナで、
            海岸で休んでいると、
            評判のJAVA SPARROW (文鳥)
            スズメとともに。     これも初見でした。               

                 丈夫で良い巣を見つけたようで

     鳥に混じってうるさく立ち回っていましたおなじみさんで、
     個人的には椋(ムク)モドキと呼んでいます。
    よく見ると目が面白いCOMMON MYNA(カバイロ、ハッカ)

 今回はほとんどパフォーマンスを見せず、
たまにとんだかと思えば暗ーくなってからとか。
ハワイ名Auku'u
英名BLACK CROWNED NIGHT-HERON(ゴイサギ)♀


        どうやっても目が写らない変な鳥。
        やっと飛んだ3枚目は私を嫌ったせいでした。
     ハワイ名KOLEA
     英名PACIFIC GOLDEN-PLOVER(ムナグロ)
        





            まともなシャッターチャンスをもらえなかった、
        YELLOW-BILLED CADINAL(黄嘴キバシ紅冠鳥)
                2枚目は海岸の岩場にあそぶ若                

         この木にとまると保護色として効くみたいな。
        YELLOW-FRONTED CANARY(黄眉カナリア) 

         団体でいるとかしましくマヒワと間違えそうです。

 これもおなじみSAFFRON FINCH(キンノジコ)です。
それにしても後ろのボケがめまいを誘います。

 ヤシの木に上がったところを南国的とか言ってパチっ

 あらためて申しますが、
どれもこれもスナップ写真的で気が引けます。
慣れていないレンズだったとごまかしたいところです。

 そして文中、
おなじみとか言って知ったかぶりを決めていますが、
たったの2、3回見ただけですので。

海辺の夕日も2011年09月12日 18時25分

 帰国後半月を経過し、もう中秋の名月とういうのに、
マイフィールドへの出勤もままならない今日この頃です。
 南方ボケも極まれりというところですか。

 いつまでも余韻を引きずっている理由は、
ハワイ島のインパクトがそれだけ強いのだろうということと、
帰るとすぐに 「次のハワイ島はいつ? 月齢はどう?」
RAWモードで400枚も撮ればあとの処置が一仕事だということ。

 で、なんとか居心地の良い部屋をゲットした初日。
翌日のイルカウオッチングに
かなりの不安を残しながら時は進みます。

 海辺ということもあり、日没も見逃せないイベントとなります。

8月21日到着日の夕方、さっそく見せてくれました。
後で見たら絵にかいたようなというより撮ったような日の丸構図。
太陽だからしかたがないと言い訳しつつ
(DA15mmF4ED AL Ltd)

      望遠で切り取ったらどうにかなるかと思ったら・・・
                  (DA55-300mm F4-5.8ED)

                空に散らばった雲も役者です。
                                     (DA15mmF4ED AL Ltd)

       暗いにもかかわらず F8 でパンフォーカスぎみ、
      右手前のヤシとラグーンの先のヤシ、
      ともにクッキリするように。
                   (DA15mmF4ED AL Ltd)

 手前が寂しいのでタラップを入れてみました。
下は縦位置にして横方向の視野を狭くするとどうなるか、
下の方に寂寥感が少しでも伺えれば大成功。
 (DA15mmF4ED AL Ltd)

         視線を南にずらしたら雲がピンクでした。
                   (DA15mmF4ED AL Ltd)

             空の上の方が紫で、それはきれいでした。
                          (DA15mmF4ED AL Ltd)

        日没から20分余りで、
        松明に火がともるほど周りは暗くなり、
        空だけが赤く燃えていました。
         (DA15mmF4ED AL Ltd)


次の日8月22日、
夜中にツアーに出るため早めの食事の後、
なるべく身体を休めようと撮影自粛で
日没の間際だけとしました。
 (DA15mmF4ED AL Ltd)

 山で早朝ツアーを敢行した午後は身体がだるだるで、
翌日以降のツアーの都合で休みたいので日没は最後です。
 しかし少し鞭打って海辺へ出てみましょう。

       レンズ特性か露出のせいか
      太陽の周りに妙な反射。
                   (DA21mm F3.2 AL Ltd)
                 
             色はともかくちょっと変な感じで、
             15mmが恋しく。
                            (DA21mm F3.2 AL Ltd)
 
         望遠側で寄ってみました。
        実はこの直後肉眼では、
        めずらしいグリーンフラッシュが見えましたが、
        連写を忘れたので撮れていません。
         リベンジの対象にしてよいか迷います。
         (DA55-300mm F4-5.8ED)

ふと後ろを見れば朝居たマウナケア山頂に、
すばる展望台が白く夕日を受けています。
距離にして約40km前後です。
 (DA55-300mm F4-5.8ED)

        ヨットを入れると何か起きるか、
        と思いましたが陳腐化しただけでした?
                   (DA55-300mm F4-5.8ED)

さて次の訪問の時はどんな夕暮れになるでしょうか。

月がとっても2011年09月14日 00時12分

 ハワイ漬けの頭を少し振ったところ、
中秋の名月が時折横切る雲に負けず輝いているのに気づきました。
 
 ピントの山がつかみにくく、フォーカスは手動ブラケットで、
少しづつヘリコイドを回しながら撮ったら一枚だけ何とか見られるものが。
(絞りは70mm位置なのでほとんど効いていません)

 反省:  ボール雲台のせいかちょっとブレ多様な気がしますが、
      年に一度のことなので雲台を変えるべきでした。

元の画角です

強烈なトリミングです。
満月はメリハリがなく私には難しいです。

さてイルカは?2011年09月14日 23時30分

 話は間延びしていますが、
不安を胸に一夜が経過して明けた8月22日。

 朝食の後、ピックアップ時間までのひととき、
外は妙にくっきりしています。

 奥に見える山は3回目でやっと名前を覚えた、
フアラライ(=恥ずかしがり屋の山)でホテルの南東に見えます。
あとでこの山に雲がかかっていない時間は珍しいと知りませした。

荒れた感じがこの地区が本来持つ姿で

       緑は全て土入れ、灌漑の成果です。
      左のヤシのそばに
      ゲットできた部屋のあるカバナと呼ばれる棟。

             部屋から見えるラグーン越しの浜辺の砂も、
            当然ながらよそから持ち込んだらしいです。          
            (手前の溶岩が正しい海岸線の姿)

 そうこうしているうちにピックアップの時間です。

 じつは日本語なしのイルカ・ウオッチングは、
送迎無しなのでコナ市内の桟橋へ自分で行く必要があり、
 大手ジャックス・ツアーズのサイトで
”コナへの送迎のみツアー” を見つけて申し込んでおきました。
タクシーの往復より若干安いので良かったです。

       一時間ほどでカイルア桟橋につきましたが、
      指定の11:30になっても船や受付ブースは無し。


そばの ”立ち漕ぎサーフィン講習” の受付嬢に訊くと、
催行会社はいつもは桟橋に居るげ今日は別のところらしい、
とまあ相手の言うことの1/5くらいしか解って居ないのは、
悔しい限りで。
 
 結局電話をかけ、bunny1に話してもらうと、
やはり中止で2日前に代理店のAlan.1(ホノルル)に伝えた、
ということがわかりました。

 まあ、こうなるとあきらめるしかなく、
市内散策と買いものに切り替えですが
夕方5:30まで持つでしょうか。

 この光あふれる桟橋の風景は見納めでした。

       次善の策で向かうことになる、
      内陸の空が嫌な感じです。
      雲の奥にフアラライ山が広がっているはず。     

              地図を見ながらこんな交差点も通りつつ

       坂を上り振り返ると海は遠くに置きざりです。
      頭上は雲が広がり梅雨みたいな湿気でした。
      目的地はまだ見えません。
               直線で1km程なのですが終始上り坂なので・・・

しばらく歩くと坂の上から下ってくる歩行者が、
目当てのレジ袋を提げているのに気を良くし、
ひと頑張すると有りました。 
WAL★MARTです。

       ライオンのフレーバーコーヒーですが、
      ABC系列のショップより格段に安いです。
      アラモアナ店より高いですが10オンスで5ドル台。       

              目的も果たし休憩もしたので、
             再び海辺に下ります。
              銀行とか郵便局があるので、
             街の中心なのでしょうが、
             雲雪も怪しく不安を掻き立てます。             

      アリイ・ドライブという観光のメインストリート。
      いにしえの感じがシブいという声も。

 店構えは撮りそこないましたが、
徒歩で寄れる唯一のコナコーヒー直営店、
国武(クニタケ)さんのカントリー・サムライで、
エクストラ・ファンシー16オンスを2袋ゲットでした。
 味ですか? 冷凍庫直行なのでまだ。

       アリイ・ドライブ海側のモール裏(海岸淵)です。
      相変わらず海風が吹き続けているので、
      雨は心配なさそうですがいかにも暗いです。

鉛色の海を見るとは思いませんでした。

               無人の船がいたので撮っておきました。
      あとでトリミングしてみると、
      イルカ・ウオッチングで乗っていたはずの船でした。
      確かにこれだと人が集まらないと出せないと納得。     
       (DA55-300mm F4-5.8ED )

             突然波が立ち岩の辺りで収束します。
             (DA55-300mm F4-5.8ED )

        何回かに一度大きな波が。
      見ている分には割と根気が続き、
      なんと小一時間も海と向き合いました。
       (DA55-300mm F4-5.8ED )

 ピックアップ時間になると、
朝とは別のドライバーがやってきました。
 日系三世の方で紀子さま来島のとき
ドライバーをやったそうでうれしそうでした。
 実は恥ずかしがり屋の山フアラライも彼に教わったのでした。

 ホテルに戻ると、
日本語デスクからメッセージが入っており、
曰く、イルカの会社から電話があり
「月曜(今日は)は火曜日(翌日)ならはどうか」と。

どっこい翌日はこちらの予定が埋まっているのでまたの機会。

朝日は登って見る2011年09月15日 21時44分

 イルカに振られたのを最後に
嘘のように平穏な毎日がやってきます。

 数時間横になりながら眠れずに夜中を迎え、
日付が変わって8月23日1:45。

本来はヒロからボートに乗り、
海側から溶岩が海へ流れ落ちるのを見物する、
溶岩ボートツアー用に開けてあった日だったのですが、
数か月も流れが止まってツアー再開も望み薄になったころ、
旅行の日にちも迫ってきたので代替ツアーとして選びました。

 サンセットではおなじみのマウナケアに登り、
オニヅカ・ビジターセンターで星空を観測したあと、
山頂で日の出を見るという初参加の寒そうなツアーです。

 お迎えは太公望ハワイのジェームズさん。
(これだけDA21mm F3.2AL Ltd)

       ほとんどのオプショナルツアーは水付きですが、
      この水を出されたのは初めてでした。
       ハワイ島への敬意が現れか。
       その名はハワイアン・スプリング・ウオーター
       ヒロの近く、ケアアウというところで、
      採取されている湧水で唯一のハワイ産の水?
      ビンのデザインが洒落ています。

      日本国内で24本入りを
      ¥4.5kで通販している業者があります。

 暗い道中を自己紹介や若干の解説で過ごしながら、
ビジターセンター到着。
 高度慣らしの休憩兼、星空観測を楽しんだ後、
山頂へ向かいます。
  この時撮った星空はこちらの上から3枚目と4枚目です。

 太公望の行うサンライズツアーの事前説明では、
マウナケアでの日の出は神聖なものなので、
登る前に軽食など食べるとけがれるので出さない主義とのこと。
 もうちょっと軽いノリのツアーもありましたが、
格調の高そうなこちらで正解とします。
 
           山頂では東の方が赤く染まって来ました。
          おそろしく寒いです体感で5℃以下と見ました。

       どの辺に太陽が現れるかわかります。

だんだん周りも盛り上がってきまして寒さもひとしお。

       まだうろうろしている月、
      それに気を取られた傾きが自動補正範囲を超え。

             ここで針の先ほどの光が
             事情がありしばらく画質が落ちます。

                カメラを振るとまた違った風情で

寒さも雰囲気も日の入りとはまた違った感じで、
来てよかったなあ感もひとしお。
 
       これはジェームズさん撮影の私。
              斜めがお好みのようで。
       何故独りかって?
       余りの寒さにbunny1は車に逃げ込みました。

              天文台群

       左の陰は朝日がつくるマウンテン・シャドー。

 すばるに近づき窓ガラスフィルター越しに。

       下山途中のマウナケアの中腹には、
       小さな噴火口が多く見受けられます。
       まるで別世界。

              1時間半ほど経ちました。
             震え上がってたのがウソのよう。
             帰着が早かったので2度目の朝食に間に合いました。

       今日の昼間は、
      身体を休める必要が有るのですが、
      少しは散策も。

             この露出はまるで絵ハガキか観光写真。

この日はゆっくりして、
キラウエアや溶岩台地に備えます。

噴煙、溶岩そして星2011年09月19日 00時02分

 8月24日の朝は普通に来ました。
朝食ブッフェも3日目ともなると、
スズメを追うのにも慣れ、
皿の盛りも落ち着きます。
 デザートの果物はまた取に行きますが。

         テーブルからはこんな感じで。
        それにしてもセミの鳴かない真夏というのを想像できますか?
        これが大きな違いかと。

                 ホテルと浜辺との間にあるラグーンも、
                時間や撮影方向でいろいろな顔を見せます。
                白い船は遊覧グラスボートで30分ほど魚見物。

         望遠ズームで切り取ってみましょう。
        それぞれの楽しみ方があるようで。
        (DA55-300mm F4-5.8ED )

 散策、水や食料の補充をしたあと11:45がピックアップです。
KOJIさん操るアイランドクレストさんの車がやってきました。
次のホテルで2人連れを載せたら満席となりました。
去年は同じコースが2台出ていましたので客の減少ですか。

         分岐点で海はら離れて内陸へ

                 高度1000m弱で雲が下りてきました。
                昨年は牛があまり見えなかったような記憶があります。

        小一時間で今や有名なTEXドライブインで休憩。

 WEBにあるアイランドクレストさんの掲示板で予習した、
マンゴー・マラサダの味に感動です。
水も補充して3ドルほど。

         車は40分ほどで3度目のアカカの滝へと進みます。

                 なんか15mmの写りが気に入りました。

         シャッタースピードはお約束の1/20秒で

ヒロに入りBENTOの調達後、
超有名なクッキー屋さんで一休み。

         ヒロ市内を通過中、道の広さ、
        マックでサイミンを売っていることや、
        ケアアウの水源地の話に感心しているうちに、
        車は山の方へ向かい、
        1時間ほどでキラウエアのハレマウマウ火口前。
         工事中でビューポイントが立ち入り禁止。
        曇りがちということもあり、リベンジ対象に組み入れとなります。

 相変わらずモクモクと立ち上る噴煙でした。

 カラパナ方面のオーシャン・エントリーが無い代わりに、
ここに暗くなってからまた来ますということで、
暗くなったところを覗いてみましょう。

          上のハレマウマウ火口の中で煮えたぎる溶岩が、
        噴を赤く染め恐ろしくも美しい。
         暗い中見物客は倍以上多いです。
                  (DA55-300mm F4-5.8ED )

                LAVA-tube(溶岩洞窟)へ向かう途中の巨大シダ。
               人と比べるのが一番。

        17:30過ぎ
        クレーターを回り込んで南側からハレマウマウが見えました。

 本当に不思議な感じ

         bunny1につままれた、
        ペレの毛髪(ガラス質)は夕日にきらめいて

                 一方、ペレの涙はKOJIさん手タレに使い

         たしかCHAIN OF CRATERS ROAD を
        30分くらい下った原野と思います。
         18:23 やはり人が入ると隆起が強調されます。

 溶岩の痕は丘のさらに上から流れ、
私の後方何キロもの下界へと続きます。
 このひろい溶岩原野辺をおかずに
夕食のミートボールBENTO(撮り忘れ)

         溶岩に横断された道路はそのままに

                 初めて見る溶岩のスロープは、
               スケールの大きさをよく判らせてくれます。

暗くなったハレマウマウ火口前で赤井噴煙に心を打たれ下山。  

         20時半ごろヒロの日系スーパーKTAで休憩。
       赤ん坊や子供、子供連れの親に手厚いという印象。

 いよいよツアーは最終イベントの地を目指し西の方へ向かいます。

 21時過ぎにマウナケア登山道入り口から少し西に行ったところ、
道路際の駐車場ヘ入りました。

 星空は月が無いに限ります。
三日月くらいだと見える星が少なくなり星座などは、
判りやすいかもしれません。

 充分堪能した後山を下りホテルに着いたのは23時頃だったでしょうか。
 
KOJIさんの星空解説を聞きながら、
カメラに仕事をさせた結果はこちらの本文下方の4枚です

 見るたびに思い出します。
やり残しもだいぶありそうですし・・・

花で一服?2011年09月20日 23時41分

 歩いている途中で一応、花も撮っていました。
一応というのはただ撮っただけという意味で、
その軽さは花に失礼というべきでしょうね。  
 日本人なら「札を粗末に扱って」
と怒られそうな花びらならぬ一$札びらでござい。
 円高が収まっていないので帰国後少し両替に走ったわけで、
一年後にもっと円高になっている確率は低いと勝手に決めた結果です。
 ハワイで買い物をするときピン札を渡そうものなら、
レジ係の人は必ず手の中でクシャクシャッとやります。
まるで「チェッ、またピン札かあいやだなあ」と聞こえて来るようで。
 ドル札ってピン札が束になっていると滑りにくく、数えるのが大変です。
そこで両替してもらったばかりのピン札を、
ひと手間かけて数えやすく加工しました。(空気が入るといい感じで)

         着いた早々暑い中出迎えてくれた大袈裟な花木
        (DA21mmF3.2AL Ltd)

                 中央分離帯とか道際に見かけました
                                                  (DA15mmF4ED AL Ltd)
                 
                 樹は違いますが近づくとこんなです
                                                 (DA15mmF4ED AL Ltd)

         ハワイ州花はこの色のハイビスカスだけだそうで
                  (DA55-300mmF4-5.8ED)

 白も味があって
  (DA15mmF4ED AL Ltd)

         普通のブーゲンビリアで撮りようでまあまあシャープ?
        (DA55-300mmF4-5.8ED)

                イルカ用に持参したPLフィルターで白がばっちり
                (DA55-300mmF4-5.8ED)

         後ろの背景にも一役買ってもらいの、
        あまりにも光が強くPLフィルターを使ったかも知れません
                    (DA15mmF4ED AL Ltd)

 モンキーポッドも切り取ると迫力半減ですね
   (DA55-300mmF4-5.8ED)

         ここにいた鳥に逃げられ照れ隠しで
        (DA55-300mmF4-5.8ED)

夕日を追え2011年09月22日 23時26分

 はい、8月25日も明け5日目の朝となりました。
今回の宿泊はハワイ島のみであわただしさがなく気分的に楽です。
 
 最後となるツアー出発までは時間がたっぷりありますので、
帰国の荷造りと若干の散策に当てます。
 ある程度やっておかないと、
ツアーの戻りが23時台と遅いため荷造りの時間がなくなります。

 ツアー客用の部屋では見られない独立シャワー・ルーム

         手前の枯草から海の向こうの雲まで、
        なんとかパンフォーカスでつかまえたような

                                    ちょっと写しただけの
                 (これだけはDA55-300mm F4-5.8ED)

         溶岩だらけの原野を切り拓いてリゾート開発した証

 油断するとフアラライの頭は雲に隠れます、
右側のコナ方面からはもっと厚い雲に見えるでしょうね。

         荷造りもおおむね済み出発です。
         食べる酸素も飲み、酸素入り水も持ち準備万端。
        迎えの車はジャックス・ツアーズ。
        下ろしたての新車で登場のヨシア(吉屋?)さん。
         それにしてもオニヅカでの着換え時間短縮にと考えて下に着た、
        ヒートテックの上下はさすがに暑いです。       

                 出てすぐにBENTO調達に寄ったのは、
                われらが水・食料調達場所でありました。
                 せっかくなのでヒートテックのシャツだけは脱ぎました。

         普通の雲ですが気の持ちようでアートにも

 ちょっとくどいですかね

         この馬はペットだそうです。

                 標高2000m辺りの溶岩台地ですが
                15mmでも表現しきれません。

このあと、ヒロからやってきたグループを乗せました。
ヨシアさんに訊くと、
早朝からツーアに出てキラウエア火山観光を済ませ、
2つ分のツアーを一つにまとめたてんこ盛りツアー参加者とか。
早朝から夜中までの体力勝負です。(気持悪がってる娘もいました)


         標高2800mの手前で雲に蓋をされました。

 オニヅカ・ビジターセンターで
高度慣らしの休憩とBENTOタイム。
 画面左上、空の部分を見ると誰か飛んでします。
ここではスズメしか見ていないですが、
スズメにしては翼が大き過ぎるような気がします。

         雲海が日に映えます。

                 マウナケア頂上付近で
                マウンテン・シャドウが今回はくっきりと。
                 実はこのとき他の皆さんは太陽にくぎ付けで。

         これが本当の頂上だそうです。         

しばらく無言で

         天文台の中が覗けたのは初めて

 実際はもっと人がいましたが、ツアーの雰囲気をどうぞ

         天文台の影越しに雲海からマウイ島のハレアカラ山頂が

                 ツアー客がひとりぽつんと黄昏ていたので

 日が沈むと頂上から離れます。
高度対策で滞在が1時間を超えないよう指導されているとのことです。
まあ寒いので1時間居る気もしませんね。
 2800mまで下り、オニヅカ・ビジターセンター付近でまた星空観測。
今回だけでも3回目、飽きません。
 ヨシアさん望遠鏡のアイピースを照らすのに白い光は禁物でしょう。
自分のツアー客には「まぶしいからやめて」と止めていましたね。
TAIKOBOさんは(私も)ちゃんと赤い光のフラッシュライトでしたよ。

星空を見た後は一気に下るのみ。
12時に前にホテルへ帰着です。
なんだかんだ言ってハワイ島では大きいジャックスさんにはまたお世話に。

うしろがみ2011年09月25日 23時22分

 のんびり朝食をしている間に
スーツケースがピックアップされベルボーイのところへ、
というのはツアーの良いところです。

 8月26日を迎え、今日は帰るのみ。

 部屋はどうだったかとは世話になったフロント嬢。
約550部屋中20部屋しかない部屋をベリーグッドと言わなければバチ物。
また止まりたいものです。

マリオットを後に車中の人となりました。
時間がゆっくりなせいか乗客は私たち2人でゆったり。

         こんどは紀子さまが来島の時、
        白いサンゴで落書きされた”KIKO”を見たいものです。
         コナから帰った時のドライバー氏が、
        たまたま紀子さまの運転手をしたという偶然。

                 海側はどうしてもマウイが

         これから搭乗。
        ただでさえ聞き取れないのに、アナウンス嬢が早口すぎ。

 機体が細いのです。

         2年前は「これでも空港?」と思いましたが慣れると普通。

ホノルルで乗り継ぎに2時間以上待たされます。
成田到着時間も気になりますが。
ホテル出発が早朝だとあわただしいのでゆったりした時間を選びました。

イルカはなんとかせねば。
また来年?