はじめからだるまさん2012年12月21日 23時35分

 この表題はいったい何事でしょう。
幼少のとき遊びを思い出しす場面が展開したものでつい。

「はじめのいーっぽ」ではじまる遊びで、
鬼が後ろを向いて「だるまさんがころんだ」とカウントするあいだ、
皆がすばやく鬼に向かって動き、鬼が向き直るときにはフリーズし、
動いたらアウトというあれです。(全国共通じゃないかも?)

いつもは林の落ち葉をあさり人の気配をいやがる傾向のシロハラ。
やけに鳴き声がひびくなあと思いながら歩いていると、
十数メートルほど先の細い枝にそれは居ました。

いつ逃げるかもわからないので取りあえず一枚のつもり。

        そーっと何歩か寄っていますがまだ大丈夫。

                緊張してきたのか鳴き声がしなくなりました。
                さえずりで口を開けているところとかを
                撮りたかったのですが反射神経が追いつきません。
                                
                さすがに慎重になりそーっと一歩ずつ寄り始めます。

        お世辞にもきれいとは言い難い相手に、
        なんで息を詰めるように近づくのか自分でも

ここまで来るとなんで飛ばないのか不思議になります

        まだ大丈夫そうとばかり調子に乗って

                いくらなんでも限界と思いながらのもう一歩で、
                なんか身じろぎしそうな雰囲気が漂いました。                

        相手の雰囲気に動けないでいると、
        ついに我慢できずに方向を変えたので、
        距離は保ちながら背景に黄色い葉が来るように動きました。
        結局このカットのあとシロハラさんは近くの高い枝へ。
          ここまでトリミングはなしで、すべて元画像の画角でした。

考ると「そうとうなプレッシャーを与えてしまったなあ」と反省する一方、
「羽根が有るのだから早く逃げればいいのに」と勝手な言いぐさの自分が。
しかし発見から最後のカットまで、
谷戸を20分以上かけてすり足で歩くおっさんを想像してください。

シロハラでこんなに引っ張るとは思いませんでした。
結局シメの姿はなく水浴び撮りは失敗したのを思い出して苦笑もの。

気を取り直してたどり着いた別の谷戸では、
お気に入りのエナガが騒がしく、
撮ってくださいと言いながらちょこまか動き回り手こずりました。
 遅いもみじにエナガでモミ・エナ?

         そこへメジロが参戦

                 モミ・メジでござい

カワセミは?
さあー、居るには居るがまともに撮れないので研鑽中としか。