チャーター <火山編>2014年09月19日 22時41分

三分割した一日のチャーターツアー記事すら、
なかなか完結しないとは情けないことです。

当日の時間がとてつもなく長かった、
なんてことはあるはずはないですね。

じつは撮影枚数が多く、
選別に時間をさいた、
あるいは選別を始めるまでに時間がかかった、
というほうが正直だといってよいかと。

さて今回の撮影中を通じて、
カメラの背面液晶モニターを見ながら、
気になっていたことがあります。

それはこの画像のように、
雲のハイライトが白飛びしてしまうことが多く、
扱いづらいなどとひとり感じていたのでした。

調べてわかったことは、
白飛び対策と黒潰れ対策を、
設定もれしてあったのが原因でした。

ユーザーモード設定時に忘れたようです。

仕方がないので RAW画像を、
 jpeg に変換するときに、
強制的に白飛び部分の諧調を復元できるという、
追い焼きというモードを画質そっちのけで敢行したら、
何とかみれる雲になりました。
奥のほうはキラウエア・クレーターの西南方向で、
小さな山々は噴火あとらしいです。

ともかく入山料が本日無料の嬉しさをかみしめて、
標高1200mちょっとの、
ジャガー・ミュージアムの駐車場まで上がり、
まずはマウナ・ロア方向を見ますと、
雲の下にうっすら続くのは、
後ろ左から回り込むハレマウマウ火口の噴煙。

いつもと違って暖かいなどと言い合いながら、
ハレマウマウを眺めますと、
今日の噴煙はちょっと量が少なめの様子。
 わが妻さんはこの噴煙さえあれば何もいらないと。

明るい時に見ると、
マウナケアからあれほど赤く染まって見えるとは、
にわかには想像できませんね。

タイチョーが火口を違う角度から見せたい、
というので場所を変えます。

名前をメモし忘れましたが、
同じ木で若い葉と成長した葉の形が違う、
珍しい植物でした。

トレールの横道は侵入禁止。
日本だとこんな看板では済まないですね。
文化の成熟度というよりは自己責任の徹底?

視界が開ける前に、
目をつむってタイチョーに誘導されていましたが、
開けた目に飛び込んできたのはあきれた光景。

足もとを見ると深ーいカルデラの底。

帰り道の道脇にまた見慣れない植物。
実は昨年タイチョーに説明を受け日系人が、
神事で何かの代わりに飾る、
という名前はえーっと。
まあ一回で全部記憶したらガイドさんが要らなくなります。

このあと駐車場で、
翌々日に予約してあるツアー会社のオーナー、
KENさん(初対面)ですが会議があり入山していたところ、
たまたタイチョーの車に気づき、
結果を伝えようと待っていたそうで、
挨拶もそこそに 「なんと狭い島」 
と思いながらツアーは続きます。

車は入れないので、
ゲートを歩いて通ります。
 よく歩いたと思ったら、
ブログ用画像選別のときに知ったのですが、
片道約1.6kmでした。

結構歩いた感じでもまだまだ先がありました。

ハレマウマウ火口の噴煙を、
先ほどからは真裏から見るかっこう。

蜘蛛の糸に見える、通称 「ペレの髪の毛」
これは特に長かったです。
 手タレもどきは妻さんです。
さすがに後ろの雲はお手上げです。

展望スポットなので説明書きがあり、
赤い点線は地割れとともに溶岩が噴出したあと。

説明書きの右上部にあるケアナカコイ・クレーター

ハレマウマウへ向かった地割れのイラスト。

手前からその深い地割れのあとが続いています

横位置でワイドな感じを

中ほどに見える車道は何年も通行禁止

一時間ほど過ごし帰りますが、
道が曲がっていることもありゲートは見えません。

これで今日の予定は終了ですが、
ホテルに着くと予定の10時間を30分ほど過ぎ、
$35の追加となりました。

次にタイチョーに会うときは、
どんな楽しみ新たな経験が出来そうです。

それにしてもタイチョーの心配が的中し、
プウオオ火口の溶岩流が、
6月の終わりごろ新しい流れを作り、
9月下旬にはヒロの南、
プナ地区のパホアという町に迫っています。

あと数カ月で東南の海岸へ到達しそうな感があり、
心配もありますが人目に触れるようになって、
見学ツアー組み込みが始まるかもしれません。
  たまたま見かけたブロガーさんの解説はこちらで

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック