さてイルカは? ― 2011年09月14日 23時30分
不安を胸に一夜が経過して明けた8月22日。
朝食の後、ピックアップ時間までのひととき、
外は妙にくっきりしています。
奥に見える山は3回目でやっと名前を覚えた、
フアラライ(=恥ずかしがり屋の山)でホテルの南東に見えます。
あとでこの山に雲がかかっていない時間は珍しいと知りませした。
荒れた感じがこの地区が本来持つ姿で
緑は全て土入れ、灌漑の成果です。
左のヤシのそばに
ゲットできた部屋のあるカバナと呼ばれる棟。
部屋から見えるラグーン越しの浜辺の砂も、
当然ながらよそから持ち込んだらしいです。
そうこうしているうちにピックアップの時間です。
じつは日本語なしのイルカ・ウオッチングは、
送迎無しなのでコナ市内の桟橋へ自分で行く必要があり、
大手ジャックス・ツアーズのサイトで
”コナへの送迎のみツアー” を見つけて申し込んでおきました。
タクシーの往復より若干安いので良かったです。
一時間ほどでカイルア桟橋につきましたが、
指定の11:30になっても船や受付ブースは無し。
そばの ”立ち漕ぎサーフィン講習” の受付嬢に訊くと、
催行会社はいつもは桟橋に居るげ今日は別のところらしい、
とまあ相手の言うことの1/5くらいしか解って居ないのは、
悔しい限りで。
結局電話をかけ、bunny1に話してもらうと、
やはり中止で2日前に代理店のAlan.1(ホノルル)に伝えた、
ということがわかりました。
まあ、こうなるとあきらめるしかなく、
市内散策と買いものに切り替えですが
夕方5:30まで持つでしょうか。
この光あふれる桟橋の風景は見納めでした。
地図を見ながらこんな交差点も通りつつ
坂を上り振り返ると海は遠くに置きざりです。
頭上は雲が広がり梅雨みたいな湿気でした。
目的地はまだ見えません。
直線で1km程なのですが終始上り坂なので・・・
しばらく歩くと坂の上から下ってくる歩行者が、
目当てのレジ袋を提げているのに気を良くし、
ひと頑張すると有りました。
WAL★MARTです。
アリイ・ドライブという観光のメインストリート。
いにしえの感じがシブいという声も。
店構えは撮りそこないましたが、
徒歩で寄れる唯一のコナコーヒー直営店、
国武(クニタケ)さんのカントリー・サムライで、
エクストラ・ファンシー16オンスを2袋ゲットでした。
味ですか? 冷凍庫直行なのでまだ。
アリイ・ドライブ海側のモール裏(海岸淵)です。
相変わらず海風が吹き続けているので、
雨は心配なさそうですがいかにも暗いです。
鉛色の海を見るとは思いませんでした。
無人の船がいたので撮っておきました。
あとでトリミングしてみると、
イルカ・ウオッチングで乗っていたはずの船でした。
確かにこれだと人が集まらないと出せないと納得。
突然波が立ち岩の辺りで収束します。
何回かに一度大きな波が。
なんと小一時間も海と向き合いました。
ピックアップ時間になると、
朝とは別のドライバーがやってきました。
日系三世の方で紀子さま来島のとき
ドライバーをやったそうでうれしそうでした。
実は恥ずかしがり屋の山フアラライも彼に教わったのでした。
ホテルに戻ると、
日本語デスクからメッセージが入っており、
曰く、イルカの会社から電話があり
「月曜(今日は)は火曜日(翌日)ならはどうか」と。
どっこい翌日はこちらの予定が埋まっているのでまたの機会。
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