マウナ・ケアでサンセット2014年09月20日 22時54分

やっと4日目の昼を終え、
サンセットツアーの
ちょっと早すぎ?と思われる
ピックアップタイムが来ました。

指名買いの太公望ハワイの濃紺のバンがやってきます。

ガイドはアメリカ人のゴツイ印象クリスさん。

となりのリゾートと言ってよいほど近い、
マウナ・ラニ・ベイでトイレ休憩だそうです。
 ここで時間調整?

結局、山方面への分かれ道で、
逆方向へまがり横道に入りました。

音に聞いたハマクワ・マカデミア・ナッツ売店でした。

ABCに置いてあるドール製よりは、
自然なワサビフレーバーが気に入ったのと、
前日のオーガニック塩分無添加に感化され、
UNSALTED(こちらのほうが甘味が若干強い?)
をゲット。

時間調整が済んだので山方面へ。
クリスさんが突然「マウナ・ケアー」と嬌声をあげます。

確かに見えた山頂付近の天文台は、
いつもと違う角度で見え新鮮でしたが。

雲の感じが気に入ったので気分転換。

野生の七面鳥ですが、
アメリカ人が特別好きなのか、
クリスさん個人がお気に入りなのか、
なぜか外向きのスピーカーで鳴きまね。
 乗合の全員引いた空気となりました。

溶岩原野の風情をどうしても見せたいようで、
手足伸ばし休憩。

ここからはレンズを付け替え21mm劇場?

高度順応と夕食タイムを兼ねた休憩に、
いつものオニズカ・ビジター・センター到着。

バンの後部でクリスさんがなにやら作業を始めました。

特別な味噌ではないとのことですが、
よそのツアーの味噌汁より味がよろしいようで。

太公望代表サニー武石さんが推す、
コナの ’寿司SIONO’さん製、
絶品BENTOです。
ご飯はカリフォルニア産コシヒカリ牧田ゴールド。

海洋深層水で養殖している、
コナ産蝦夷アワビの煮物。

牧草で育ったハワイ島産牛のリブアイを、
野菜と炒めたもの。

白魚のから揚げと紫いもの天ぷら&
なぜかパセリの刺さった地鶏の卵焼き。

いつもと違う寒さを感じながら休憩は続きます。
周りは雲に覆われ晴れ間はこの一転のみ。

休憩していると
喫煙をからかわれている女性ガイドが、
ちょっと離れたジャックスのバンに入ったので、
クリスさんに訊くと、
どうも以前世話になったユミさん本人らしいので、
頂上付近で旧交をあたためることになります。

時間をかけて身体を高度に鳴らした後出発です。

この荒れた雰囲気も好きで。

いつ観ても雲海はすごいです。

山頂付近に着くと
太陽は水平線よりかなり上の積乱雲にかかり、
少し早く沈んでしまいそう。

上空に余計な雲もなくたんたんと沈んでいきました。

ちょっと露出を調整してすばる天文台越しに

立ち入り規制されているはずの真の頂上に人影。
雲海の向こうの地球の陰にぽつんとなにか。

ヒートテック上下も気温5度はかなり寒いです。
ただいつもと違い体調はすこぶる快調で不思議です。
高度順応時間が長かったのが功奏か。

だいぶ人々も落ち着いてきたので、
酸素60%のなか、
喫煙中のユミさんに直接確認したら、
2010年の山火事のことは忘れておらず、
「やあやああのときはどうも」てな具合に盛り上がりました。
ふつうよそのツアーガイドにはあまり話しかけませんが。
回をかさねると気が大きくなるようで。

とくに面白く撮れませんでしたが日没後の風情。

山頂に居られる時間は短いので、
星空観測地点へ下がります。
といってもオニズカ付近は雲だらけと想像されるので、
簡易トイレが一つある3900mあたりの駐車スペースへ。

無理やりISO12800で手持ち。
前方の山はマウナ・ロアで、
頂上からちょっと下がった赤い点が測候所でしょうか。
 タイチョーはあちらのどのへんで
 観察するのか気になります。

望遠鏡からの土星の輪は圧巻でした。

やはり太公望のガイドさんは当たりの確立が高く、
クリスさんの例にもれずでした。

ホテルに着くと、
ちょうどジャックスのバンも乗客を降ろしており、
ユミさんとあらためて別れの挨拶。