不思議なことに2016年05月01日 23時04分

街を歩くと不思議なことがたまにあります。

歩行者の足元に交互に貼られているのは、
自転車マークと徐行マークのシールです。

ほぼ人力で走る自転車は歩行者の延長、
としか思っていない人々の間で、
ちょっとずれて成長してしまった自転車文化は、
人と交錯して人身事故も起こしてしまいます。

ただ、守られないのを承知で、
法の上で 「通行禁止」 としたり、
「だから降りて押し歩きなさい」 と看板を立ても、
多くの自転車を違反者にしてしまうだけ?

いっそのこと、
「あくまでも人が優先なので、
 人がいたら最徐行するならそうこうしても良い」
という風潮に方向転換できるほど、
自転車文化が向上すると良いのですが、
DNAの書き換えは何十年も必要のような。

そんな流れを汲んでかどうかは知りませんが、
「シールに沿ってなら徐行で走行可」
という看板とともにシールが貼られ、
試験運用をやっているのがこの写真。

無視を決め込む自転車も一定数ありますが、
当然けなげに守る自転車もあります。

不思議なのは貼った場所が悪いのか、
吸い寄せられようにシールの上を歩いてしまう、
歩行者がかなり居て、
言いつけを守って走行する自転車を混乱させる、
という場面がよく見られます。
(心理学を習っていないので解説不能ですが)

インターネット等によると、
歩道の一部を自転車通行帯として、
分離指定している外国の例もあるそうで、
そんなことを聞くと未熟なわが自転車文化がうらめしく。

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