やはり鳥か の一 ― 2010年09月02日 18時09分
買い物への行きかえりや、ホテルの敷地を散策中に
出会ってしまうので撮らないわけには。
名前などは詳しくないので、
とりあえず撮ってあとでWEB検索をし、
先人の情報をパクる手です。
今回はイルカ用に200mmを持参したので重宝しました。
実はオプショナルツアーの最中に
ミツスイ類に会いたかったのですが、
撮影距離圏内には入ってきませんでした。
ゆっくり待てばチャンスもあるのでしょうが、
それでは別なツアーになってしまいますね。
どれをとっても証拠写真に毛が生えた程度
なのはご容赦願って。
買い出しの途中で
ハワイでは珍しくもないチョウショウバトをパチリっ。
ヤマバトの1/3程に感じます。
遠くで聞こえるヤッホーに似た甲高い鳴き声。
姿が見えないので何が鳴いているかわからず、
じれったい思いでしたが。
近くでその声がしたので見上げると、
鳴き声と同じタイミングで胸を動かしている
チョウショウバトが止まっていました。
これで解決です。
こちら渡って来たばかりのムナグロ。(チドリ科)
道端の溶岩に見え隠れしていました。
後日ホテルの芝生を歩いていました。
見る限り名前と羽根の色が合いませんが、
冬に向かい生え変わり、
名前がうなずける色になるらしいです。
アラスカ ⇔ ハワイなので間違えて日本に寄る?
これもポピュラーなカバイロ・ハッカ(インド・ハッカ)。
朝、目覚まし代わりによく鳴きます。
前回ムクドリの行動に似ていると思っていましたが、
ムクドリ科だそうです。
これも元は害虫駆除のために入ってきました。
額に冠羽あり=オス、冠羽なし=メスだそうです。
写真はメスですかね。(ホテルの中庭で)
ホテルの広い敷地内の遊歩道際で
キユマ・カナリア(何のことでしょう)
英名Yellow Fronted Canary
鳴き声はメジロ的です。
動きがせわしなくピントが不自由で。
同じ木にとまったのは
キバシコウカンチョウで
(黄色いくちばしのコウカンチョウ)
英名Yellow Billed Cardinal
ピントが合いにくい顔です。
たぶんイエスズメ。
朝食中のレストランで料理を狙って待機中です。
テーブルにはスズメ除けの皿カバーが。
再びホテル内の芝生で
キンノジコ 英名SOffron Finch (サフラン色のフィンチか)
フィンチというからヒワの仲間かと思ったら、
スズメ目ホオジロ科ということで、
日本でいうとホオジロとかアオジに近いとは。
宿舎もオアフ島はワイキキへ。
パリス・ヒルトンを食べさせるのは悔しいですが、
トロリー利用に便利なので良いかと。
ホテル内を歩いていると見慣れないシルエットが。

動きが早く追随できません。
総合判断でシリアカヒヨドリと判明です。
どうも今まで見ていないと思ったら、
入って50年近くになるのに
オアフ島だけにいるそうです。
スタバで休憩中
クッキーのおこぼれを狙ってまとわりつく
たぶんイエスズメ。
少し大きくて色の濃いヤツに
クッキーのかけらをさらわれるのを見ると
幼鳥のような感じもします。
たかがスズメにこんな顔で見られるともう。
さて話はどう展開していくのでしょう。
プチうらしま ― 2010年09月03日 15時28分
やはり鳥か の二 ― 2010年09月04日 20時23分
セミの鳴き声がない分涼しく感じ、ああハワイなのだと。
時計は8月21日ハワイ島ワイコロア辺に巻き戻っています。
到着日の夕方浜辺を散策した後気が付いたら居たもので。
実は初見のゴイサギ♀で何とハワイの在来種ですって。
何をするでもなくちょっと歩いたり
草にまぎれてて周りをうかがったりです。
エサ捕りはなかったのですが、
散策中なのでこれ以上付き合えずおいとましました。
開けて8月22日の朝。
ツアーは15時出発なのでゆっくりです。
昨日のゴイサギでしょう、エサ捕りに余念がありません。
よく見ると3匹同時ゲットですね。
基本的には夜行性とのことですが繁殖期は昼間も活動ですと。
3匹をくわえたまま飛び立ち
このあと砂地へ魚を落としてゆっくり食べていました。
英名Black Crownd Night-Heron はオスの色を表現していたのですね。
野生みたいですがホテルの池なのでどうなんでしょう。
ものすごく赤い目です。
まあ魚がいるのでしょう。
やはり狙いをつけていました。
水浴びではないと思うのですが。
ハワイ島の危ない日 ― 2010年09月07日 19時59分
帰って早々反省会やらリベンジ検討やらで
じわじわと余韻を楽しんでいるわけです。
もうまた行きたい症候群ですか。
8月22日
CABANAS(カバナ)と呼ばれる客室のたたずまい。
ワイコロア、マリオットの中でも変わった部屋で目覚めました。
日中は散策や買い出しを過ごし、
メインイベントとなるツアーの集合時間までのんびりしました。
マウナ・ケアから見る夕日と暗くなってからの星空観測です。
夏の銀河を見たかったのです。
しかし当日は満月の3日前で相当月が明るく、
条件は良くないのはわかっていたのですが、
それでも見える星の数は多いだろうとの思いでした。
ホテル前のモンキーポッドに花が咲いていました。
「このー木なんの木」のCMで花を見たとき、
日本の合歓の木に似ていると思ったのですが、
調べたらアメリカ・ネムノキというらしく親戚でしたね。
集合時間前にホテルの玄関前で待っていると、
ジャックスツアーの車がやってきました。
屈強そうな女性ドライバーの開口一番は
「事前に話しておかなくてはならないことがあります」 ん?
ツアーに関する単なる注意事項かと思ったら、出てきたのは思ってみない言葉でした。
「朝からマウナ・ケアの斜面で火事が起き、
これから行く道路が通れないかもしれない」
「とりあえず行ってみますがキャンセルしてもキャンセル料は無料です」 ん?
「無料で明日にスライドしても良いです」
先客が乗っていないので訊くと、我々が一番目とのこと、
bunny1の計算は代金返却がないなら行くべき、
ということで我が家は乗っちゃいました。
最終的にプリンスでやっと女性の二人連れが合流し、
乗客は細々と4人となりました。
登山口手前でヒロからの乗客を乗せるのでそれまではちょっと寂しいですね。
マリオットを出てから約1.5時間。
サドル・ロードと呼ばれ、ヒロに通じる東西横断道路です。
実はここへ入る前、消防関係車両のお父さんが
「通れない」と言っていたようなのです(英語が・・・)。
まだ火の手どころか煙も全く見えないのでこのドライバーはがんがん行きます。
前方に見える道はアップダウンが激しく、ジェットコースターのようで楽しめるのですが、
今回はさすがに不安を抱えながらの道行のため楽しさも半減かと。
16:34
難所を抜けて道が落ち着いたと思った瞬間、目の前に煙。
実に不気味な感じですが火事の大きさはわかりません。
陸軍の兵士が一人通せんぼをしており、
これ以上進めません。
この右に分岐している旧道には行けるようです。
もちろん彼女は行きますとも。
100Mほど進むと煙が近くなってきました。
中央に見える電信柱の左に火が見えた感じがしました。
さすがにビビったドライバー、車を止め車外に出ました。
焦げるにおいが風に乗ってくると気持ちも揺れ、
ここで断念し戻ることにしたようです。
せっかくなのでやけにくっきり見える
反対側のマウナ・ロアをバックに記念写真を撮ってもらいました。
後ろ髪をひかれるような
サドル・ロードを少し戻ると路肩に車を止め会社に電話、
ツアー続行不能を報告している感じなのですが、
機嫌の悪さからどうもツアー続行を指示されみたいで、
気が進まないながらもう一度Uターンです。
大丈夫でしょうか。
やっぱり怖いですね
煙に太陽も変なかすみ方です
交通規制の場所は車両が増えていますね。
今度はアーミーのお兄ちゃんに尋ね事です。
曰く
「誘導しているけど(旧道に)個人的には行きつけるとは思えない」 ですと。
恐ろしいですねえ。
さあ旧道へ右折していきますが、煙の量が増えたような。
これでは範囲の広さがわかりにくいです。
消火活動中のヘリと比べましょう。
ヘリはバケツの化け物を吊っていますが、
その下に水を入れた巨大な桶があり、
さっとそのバケツをくぐらせ組んだ水を離れた場所で撒いています。
火事の広がりからする焼け石に水の感はありますね。
15分ほど旧道を走り、
再びサドル・ロードに合流です。
何ごともなく火事を回り込んだことになりました。
風向き次第では
帰りにここを通れない可能性もあります。
ヒロからの乗客をのせたバンと落ち合うことができました。
日没まであと1時間とちょっとです。
間に合うでしょうか。
結局ツアーはこの後も続けられ、
ヒロ組を乗せたバンはマウナ・ケアを登っていきます。
上に行ってわかったのですが他社のツアー車がほとんどいません。
休憩場所のオニズカ・ビジター・センターは日曜なのに閑古鳥です。
私の画像はそれなりに希少だといえるかもしれません。
肝心の星はやはり見える数が激減でした。
が我々のレベルくらいだと、
かえって明るい星だけ見えるので
星座をかたどっている星を探しやすいとも言えます。
願わくは三日月程度の暗さで夏の銀河に圧倒されたいとか、
ついでに流れ星の洪水にも見舞われたいとかね。
さすがに23日からはサドル・ロードは完全通行止めとなり、
火事は結局3日たっても消えず1400エーカー(5km強四方)
に届こうかという広さとなりました。
ガイド仲間同士の噂話を立ち聞きすると、
21日にキャンパーが立ち去った時の火の不始末や、
このところの乾燥と高温による自然発火とかどれもそれらしいですね。
絶滅危惧種の鳥の生息地もあり心配する記事もありました。
グーグルの翻訳は直訳が多くわかりにくいですが。
そのわかりにくい翻訳によると、
火事はPohakuloa Training Area (PTA) の入り口付近で発火し、
25日にヒロの近くの男性がけいさつの事情聴取で一晩泊められ、
翌日釈放されたみたいです。
地元メディアによる火事のニュースで、
聞いたこともない火の竜巻が動画はこちらで。
そしてマウナ・ケア ― 2010年09月08日 18時01分
微妙に恐ろしい思いをしつつ、
煙のたなびきというよりも煙の幕を横目で見ながら、
ヒロからの乗客を加えたバンは登山を登ります。
聞けばヒロ組はなかなか我々が来ないのと、
煙の様子からして合流できないことを覚悟したそうです。
車どおりもほとんどなく心細かったでしょうね。
登山道を登ること30分ほどで休憩所の
オニズカ・ビジター・センターへ。
いつの間にか雲海の上に出てしまいました。
はい標高約2800mの高地です。
空気はまだ薄くないですがかなり涼しいもので、
そろそろヒートテックの出番かと。
駐車スペースにはレンタカーか個人の車が数台いるだけで、
バンによる団体客はほかにいなくてうら寂しい感じです。
今回はまごまごしていると日没に間に合わないので、
弁当を食べ(本当に幕の内弁当もどき)、ちょっと休んで登ります。
写真の望遠鏡は調べたら、高いのは約$10kするらしいです。
たとえば指定した天体を自動で探し、
動きをずーっと追い続けるすぐれものです。
あとで見せてもらったら今日追っていたのは月でした。
満月間近の月は明るすぎて目がくらんでしまいます。
まるで眼底写真の直後のように。
来た道を見ても後続車は見当たりません。
ここから上はかなりのがたがた道で4WDのみOKとなります。
ブルドーザーのキャタピラ痕を走っているような揺れです。
天文台建設のためだけに開けた道なのだそうです。
そういえばマウナ・ロアの方には登る道がなさそう。
空気が薄くなると睡魔が襲うので寝るなと言われます。
今回は前回居眠りをしてしまい具合も良くなかったので学習、
到着日にはツアーを入れませんでゆっくりしました。
一晩寝たのと日本から持参した酸素入りの水を、
ツアー出発時から飲んでいましたので体調変化はありませんでした。
標高4209mの頂上付近です。
付近というのは頂上は少し離れた丘の上にあるので。
またマウナ・ケアの影ですが11月の終わりとは位置が違います。
富士山も影富士と呼ばれ雲海に映るみたいですが、
この画像はかなり違った風情となります。
日没間近なので反対側を見ている場合ではないのですが、
どうもこの感じも捨てがたく。
露出の調整を仕切らないうちに沈んでしまいました。(w)
もう戻ってこない感がなく、悔しい感情が来ないのが不思議です。
ともあれ真ん中のすばる天文台の向こうに沈みました。
かなり暗く感じます。
右の方に同乗のツアー客をシルエットで登場させてみました。
当然気温は10℃以下で借りたパーカーと持参の手袋まで。
順光なら明るく見えるといってもシャッタースピードは1/20秒
その後ビジターセンターでトイレ休憩し、
月や木製の惑星、M7とかM11とか見せてもらいました。
バンで少し下った広場に止め、星空観測です。
月が明るいのレーザーポインターも効力なしです。
とはいえさそり座、はくちょう座、いて座など初見の星座は楽しめました。
月の影響は承知の上でのツアー参加でしたが、
これまた不思議にがっかりはしていません。
次の画像は休憩所でカメラを上に向けておき、
30秒弱露光させてみました。(いたずらで)
シャッター振れ防止のため、
シャッターの開け閉めの瞬間は
持ってっていた扇子でレンズ前を覆う作戦。
所詮素人、花形フードの隙間から光が入ったのでしょう。
肉眼で見るよりはたくさんの星が映っていましたとさ。
どの星がどれやら
とても天体撮りさんには見せられた代物ではなく。
楽しい時を過ごした後バンは星空を後にし下っていきます。
途中に見える火事の端っこは火の手が赤く煙を照らしています。
本当に恐ろしい。
夕方ヒロ組を拾った駐車場で帰る乗客は乗り換えました。
しかしなぜか降りない乗客が二組ほど。
なにかツアーの都合で西側へ行くみたいです。
何故ジャックスがツアーを続行させたかったこれでわかりました。
途中で引き返すと西側へ行く人たちの足がなくなるからでした。(おそらく)
あの寂しい旧道は何とか通ることができ、
ほぼ予定通り夜中前にホテルへ帰着したわけですが、
理由のいかんにかかわらず勇猛果敢なガイドさんには感謝の拍手を。
なにか修羅場を抜けた同志の感覚が芽生えたか。
あっ普通ガイドさんは自己紹介をするのですが、
ドタバタで名前、訊き忘れました。
次に会ったらサバ折りを見舞われるかもしれません。
持ち場では ― 2010年09月10日 18時01分
火山島なので ― 2010年09月12日 00時10分
ワイコロア地区は元来乾燥地帯なので、
人が住むあるいは植栽を維持するために水が不可欠ということで、
水撒きに余念がありません。
昼前のピックアップで500kmほど走り回るツアーの始まりです。
が、次のホテルでは予約客が玄関に現れません。
一旦他のホテルへ寄り、もう一度訪れましたがダメです。
部屋にもいないし旅行会社にも連絡なし。
安い代金でもないのにもったいない話です。
どこへ行ってしまったのでしょう。
ところでガイドさん(和田さんですって)の口から意外な情報がもたらされました。
(帰国後WEBを見たらJALのサイトに出ていましたが。)
それはこの10月をもって成田-コナ直行便が廃止されるというもの。
JAL再建活動の一環でしょうが、
我が家が去年最初の宿泊地としてハワイ島を選んだのは、
オアフ島以外で唯一成田から直行便があったというのが理由だっただけに、
ホノルル経由しか来る方法がなくなると、
今でもそうは多くない日本人観光客がますます減りますよね。
まだ中国人観光客のツナミは押し寄せていないようなので、
いましばらくは日本人観光客は必要だと思うのに客足に影響がありそうです。
あとはアメリカ政府が日本政府に声をかけて存続などという道もありそうですが。
まあ気を取り直してこちらのツアーは続行です。
今日も客席の最前列に座りましょう。
この席は結構忙しい席でガイド氏の説明に、
うなずいたり、感心したり、聞き返したりしなくてはなりません。
その分楽しいかもと思っています。
ガイドはビッグアイランド・クレストの和田さん
(生粋の日本人)ですが、昨日我々が通った危ない道付近で、
火事の煙を吸い込みながらの星空観測に失敗したようで、
しょっちゅう□田飴みたいなのをほおばりながらの運転です。
昨日マウナ・ケアに登った話をしたら驚いていました。
で北東部まで来ると雨のせいで
植物にはうれしい環境ということで、
ユーカリの防風林も気候に合ったようです。
前回も立ち寄った美味いと評判のTEXドライブインで、
$1のマラサダを食べず水を買ってごまかしました。
有名な滝など見てヒロの街並みを流します。
ヒロとかコナは時の流れが極端に遅いみたいで。
緑の多さは西側とは正反対の趣。
大いにはしょって16時になりました。
またのキラウエアで風景の広がりと噴煙は違和感ありです。
日本で火口といえばとがった山の上ですから。
暑そうに見えますがウインドブレーカーで冷気をやり過ごしました。
出ているのは有毒ガスですが風向きが一定なので、
煙の流れる側だけぐるっと立ち入り禁止です。
カメラの後ろ側には火山に関する博物館があり勉強になります。
小さなケースに入った火山弾の一種で、
ガラス成分が小石状に固まったヘレの涙と呼ばれるものや、
繊維状に固まったヘレの毛髪といったものも展示しています。
車はその場を離れ、
安全な側の火口を周遊コースを20分ほど移動します。
ちょっと荒れた感じの風景で地面は溶岩の細かい粒です。
和田さんが吹き溜まりにしゃがみ込んで、
溶岩の粒を選り分け始めて数分後、
「あったーっ」の声とともに拾い上げたのは、
bunny1の手のひらに乗っているのはヘレの涙です。
一帯は世界遺産なのでもちろん持ち帰り不可ですが。
ずいぶん変わった道を通ってくれました。
どこまでもまっすぐなのですが,
起伏はそのままにしたため凹凸が激しいのなんの、
凸部に近づくと対向車や先行者が見えなくなります。
グーグルアースで見ると碁盤の目を
横に引っ張ったように見えました。
右前方に何やら煙が見えますね。
雲とか火事でなく溶岩が海に流れ込み、
水蒸気を噴き上げるという、
ざっつオーシャン・エントリーです。
待ち遠しい!
海岸までは地形的に行けないらしく、溶岩原の手前で駐車。
固まった私有地の臨時見学路を10分ほど歩きます。
黒い稜線にうっすら上がる煙は、
ちょっと前に通過した溶岩が冷え切らないためです。
しかしこの荒涼とした風景は昨今のハンパないなどという
ちょいと軽薄な言い回しは引っ込んでしまいますね。
見学場所まではまだですが水蒸気の元の赤みが見えます。
左奥の方には溶岩に飲まれた民家の屋根が見えていました。
すぐそこの大きな家は溶岩ビューテラス作成後「FOR SALE」
ヘリコプターから見たオーシャンエントリーの様子は
観光資料の動画で見ることができます。
(自動再生です。急に音が出ますのでご注意)
暗さを増すと次々に流れ込む溶岩の流れに、
赤く染まった水蒸気の出方も刻々と変わり荒々しいものです。
海岸まで2Kmはないような気がします。
同じ会社の別の車のガイドさんである宮崎さんは、
望遠鏡を組んでの雲間に見え隠れする金星狙いで、
「金星が見えますよ」と自分のツアー客に声をかけました。
ところが彼の乗客は付近に散らばって無反応、
一向に集まらないのでうちの方で堪能してあげました。
「まったく乗ってこない時があるんです」と嘆いていました。
ちょっと盛り上げて乗せるとガイド氏もがんばるのにねえ。
和田さんが準備したフィールドスコープでは、
このヤシのシルエットがくっきり解像していました。
また三脚を立てての一眼レフ使いでもありました。
液晶モニタには結構な場面が映っておりました。
(記念撮影ではライブビューモードで渡して失礼でしたね。)
手持ち撮影の言い訳が長くなりました。
(ダメ元でDA*200mmf2.8)
撮影はあきらめて双眼鏡で目に焼き付けました。
その後ヒロへ戻り北上しながら星空観測可能なロケーションを探しです。
本来なら西へ向かい雲を避けるために、
マウナ・ケアの斜面で標高を稼ぎたいところですが今日こそ火事で不通です。
北へ行けども行けども雲がおおくうまくありません。
すると突然ハンドルは切られ寂しい道へ入ります。
少し走ると路肩付近に車を囲んだグループの影が見えます。
「あっうちの宮崎が先に来ている」の声とともにその場を離れます。
先客優先とは良いところあります。
そんな中やっとたどり着いたのが、
島の北側に位置するパーカー牧場のゲート付近です。
今日もほぼ満月でレーザーポインターが見えにくいため、
最初は地面にレーザーで星座の形を描きながらの説明でした。
ツアーも最終局面となっていますが、
実は時間の経過とともに和田さんもだんだん面白さが右肩上がりでした。
どうやらここへきてゼウスの話などで気分も最高潮に達したようです。
自ら星座の形を自らの身体と手足を使って形作るという、
入魂のパフォーマンスに一同お笑いでした(本人は大真面目)。
三日月くらい暗さの時にまた彼のガイドぶりを味わいたいものです。
と思いながら夜中の直前にホテルへ帰着。
明日は移動で喧噪のワイキキとなります。
ハワイ島でイルカを見れれば移動の必要がなくなります。
頑張って探しますか。
また会いに ― 2010年09月16日 19時41分
年中居る、につられてやってきました。
前回はボートノスタッフもほとんど見かけないという、
Spotted と Bottle-nose とに出会って幸運でしたが、
よく見られるはずの Spinner には遭遇せず次回に持ち越しとなりました。
で今回のオアフ立ち寄りとなったわけで、
よく見かける方がリベンジの対象なので安心して乗り出しました。
前回はかなり沖の方へ出たのですが、
今回は出港後10分ほどでイルカのポイントにつきました。
海岸線に沿って横走りしたことになります。
わざわざ人の近くで飛んでいるようです。
左の小さなボートは先客でイルカの近くで泳ぐシュノーケリングツアー。
彼らがいるのと、岸が近いのとでこちらはあまり近寄れません。
見ているともうちょっと接近した場面はありましたよ。
実にうらやましいことで。
ボートのキャプテンは交代したようで、
気さくさがイマイチのような気がします。
とりあえず眼視優先で、
撮影しやすい方へ回り込むことはなかったです。
浜辺からあんなに近いところで繰り広げるパフォーマンス。
わざわざ船に乗って海の方から見る価値はありません。
数がまとまると迫力があります。
このくらいの角度になると反射光を減らす
PL(偏光)フィルターの効果があったみたいです。
2年くらいといわれる賞味期限を過ぎたわがPLフィルターですが、
無いよりまし程度には効いているかなあと。
急に頭をあげたりするので
ピントを合わせる暇がありませんね。
手前のボード人は4枚目で左から写真を撮っていた人で、
少し沖に来ては水に入って遊んだりしていました。
真横から(飛んだら下から)撮れるなんて最高ですね。
レンズは前回100mmで届かなかったので200mmを持ってきたのです。
ところが今度のイルカは多くの時間、先客の方へひきつけられたか、
撮影距離が300mmレベルでした。
たとえば一番最初の画像と最後のそれとを1本のレンズでカバーするには、
DA★60-250mmF4がありますが、重量も大きさも観光ツアーには負担ですね。
実は200mmで撮った鳥もレンズが鳴くような出来で反省していますので、
多少暗くてもDA55-300mm望遠ズームなどで撮り、
「レンズの割にはいい写りじゃん」で満足するよう気持ちを入れ替える?
海外旅行などの場合1本でほとんどの被写体に対応できる、
18-250mmズームなどが推奨されることも多いです。
レンズメーカー製で計量コンパクトで比較的高性能な望遠ズームとか?
ペンタックス用が少ないし。(そもそも旅行も少ないし)
ともかくこれで3種見られるイルカの全種類と遭遇したことになります。
帰国のあとハワイ島でのイルカ・ウオッチング・ツアー参加のメドがたちました。
後の祭りとも言いますが。
わざわざイルカのためだけにオアフ島に来る必要は無くなったのであります。
そして今日 ― 2010年09月17日 19時18分
架かった ― 2010年09月20日 00時38分
良くわかりませんが
マリオットのバンガローゾーンなのでしょか。
いかにもリゾートという感じが漂います。
スコールはなかったので
散水の水が舞い上がって虹が見えたのでしょう。
ハワイ島で唯一架かった虹のかけら
日没を目指してトロリーに乗車中、
追い抜いたスコールの端っこに出ました。
一度だけ建物の隙間から見えたので。
アラモアナ・パークを浜に向かって歩いていると、
すれ違った子供がおとうちゃんに向かって、
「ダボー、レインボーッ!」と叫びました。
あわてて振り向くとこの状態でした。
悔しいかな広角側が16mmで収まりきらずです。
絵にかいたような虹でおまけに二重とは。
初見でもあるし良しとしておきましょう。
ということで左側のふもと(っていう?)
悔し紛れに右側も
さて、ゆっくり起きた朝、
ホテルの部屋から朝日をのぞいてみたら、
夏の太陽は東寄り(画面左)なので見えません。
見ていると突然白く光るものに包まれました。
朝のスコールです。
早朝のスコールが過ぎ去った方を見ると、
虹のプレゼントをいただきました。
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