上のまた上2011年01月09日 23時46分

 良く晴れた寒い夜空を見上げることはありますか?
疲れて帰る時こそ上を見ましょうよ。
なにか良いことが待っているかもしれません。

 冬になると代表格のオリオン星座が見やすいですが、
その右上に赤っぽく光る独光アルデバランを通り越し、
さらに右上に目をやると、
肉眼ではうすらぼんやりと見えるプレアデス星団(通称すばる)を、
DA☆300mm による素人撮りをトリミングなしでお届け。
 私くらいのレベルだと、
このくらいの見え方の方が、
星団や星座を構成する星がわかりやすいです。
( SS=1/40秒 , F4.5 , ISO=12800)
         同じくDA☆300mm 露出を変えてトリミングしました。
        光を多く取り込むと写る星の数も多くなります。
         プレネタリウムの説明員の方曰く
        「双眼鏡で48ケ位は確認できる」と言っていましたが。
         このくらい増えるとなにがすばるか迷いますね。            
                  (DA☆300mm , SS=1/10秒 , F6.3 , ISO=12800)
                BORGで撮ってみるとさすがに大きくとれます。
               感度をこれ以上あげるとノイズが目立ってきますし、
               シャッタースピードを上げると風でぶれてしまいます。
               (いまの感度でノイズが目立たないのも恐ろしいです)
                 (BORG77EDⅡ, SS=1/20秒 , F6.7 , ISO=12800)
      
         もっと明るくとろうと考えシャッターを開けると、
        たった30秒の間に地球はこれだけ回ります。        
          (BORG77EDⅡ, SS=30秒 , F6.7 , ISO=320)

星空の撮影に慣れた方からは鼻で笑われそうな試行錯誤でした。