サンライズ・ツアー ― 2014年09月08日 12時32分
ハワイ島の北西で日の出は見れません。
どうしても見たい場合は、
ヒロとか島の東側に行くか、
山に登るかの選択となります。
ウチは山派で、
マウナ・ケアからの日の出に凝り、
時差ボケになる暇もない、
到着日の夜中に出ることにしています。
今回選んだ乗合ツアーは、
催行業者未定で、
草分けで格調の ’太公望ハワイ ’か、
ちょっとゆるい ’マサシ・ネイチャー・スクール’、
のどちらかとなる出たとこ勝負でした。
ピックアップ・タイム、午前1時45分に現れたのは、
HAWAIIAN IYES とロゴの入ったミニバンを駆る、
マサシのガイド、永田さんでした。
1時間ちょっとで
オニズカ・」ビジターセンターに着き休憩タイム。
太公望ではあえて出さない軽食が出ました。
日の出前の聖なるマウナ・ケアを冒涜?
身体が欲していると言って食べてしまう自分が・・・
休憩・高度順応タイムのあと上へ向かいます。
未舗装路から埃防止の舗装路に入り、
3,900m付近までくると、
永田さんはハンドルを切り小さな駐車場に止まります。
アストロ・トレーサーの事前準備失敗で、
撮影はあきらめていましたが永田さんの、
「ISO3200くらいでSS10秒で撮れますよー」、
に押されISO6400、SS0.8秒手持ち。
目の前のオリオンが何とか入ったので、
ちょっとトリミングしてみます。
オリオンからたどって、すばる星団が見えたので、
これもトリミング(画像中央の下から1/3あたり)。
奮闘していると永田さんから「三脚あります」の声、
ちょっと考え借りることに。
おすすめの ISO3200、SS10秒です。
アストロ・トレーサには負けますが、
手持ちとは雲泥の差です。
空のどのあたりが撮れたのか皆目。
ヒロ方面に向けてみると、
星とともに画面下には
暗い雲海に映える赤い光が見えます。
画面下の右の赤いほうが、
キラウエアのハレマウマウ火口で、
左がおそらくプウ・オオ火口でしょうか。
電波望遠鏡のアンテナ越しには、
金星と木星の姿がクッキリ。
この辺で日の出タイムを迎えに頂上へ出発。
かなり高いところで時間を費やしたので、
体調も問題ない状態を保っているようです。
明るくなってきた空を、
規制で立ち入れない本当の山頂越しに。
日の出間近、ここから連写してみましたが、
グリーン・フラッシュは発生しません。
雲がなく(雲海は別)反射で
色が変わっていく風情は今回お休み。
レンズのせいで右上方向にゴーストが出ました。
ゴーストが見えないところまでカメラを振ります。
時間とともに太陽光が強くなります。
年賀状用のカットはどうなったでしょう。
実はけっこう感動していますが、
こんな角度で影が ’写るんです’。
長居はできないので下山しますが、
揺れる車窓から水平を出すのは難しいです。
マウナ・ロアと雲海に隠れるクラウエアとヒロ方面
タイミングにより山際から日の出もどき。
車窓から撮るのは至難の業ということにしておきます。
オニズカまで戻り風景など
銀剣草の花は9月には散ってしまい一生を終えます。
写真の質は不問ということで。
長ーい雲に隠れるマウナ・ロアをパチリ。
7時半ごろです。
あとはホテルへ向かいますが、
もうまぶたが下がって。
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