避けたもの? ― 2014年09月03日 09時32分
午後になりちょうど雨が上がり家を出ます。
バスに揺られてはや夕刻、
第二ターミナルは人だかり。
空がすっきりしないのは雨雲と同行したせい。
置き去りにした西の空は明るさを取り戻しています。
あのボーイング787も修正を繰り返し、
バージョンが-8(ダッシュエイト)となっています。
ノースモーキングサインがないのは時代です。
前方スクリーンは小さいですが、
天井からも出てきたり、数が増えたので見やすい?
コントローラは最新。
出発して1時間ほどで あられ の時間。
各席のモニター画面は大きくなりました。
機内で出来るだけ疲労しないよう、
行きは音楽だけで過ごします。
モニターはタッチパネル対応になりました。
背もたれの禁煙シールは念のため?
’あられ’から1時間あまり経過すると食事です。
ホノルル線に採用と知って楽しみにしていた、
’俺の’がフレンチとイタリアンを考えました。
これ、全容。
左手前のサラダは
トリュフオイルのドレッシングでフレンチを主張。
メインはイタリアンで
鶏のコンフィと
野菜多めのペペロンチーノ。 むふっ。
前後して右は前菜の
’ジャンボンペルシェ’(ハムのゼリー寄せ)
まぎれもないフレンチだと言っています。
デザートは ’甘夏キャロットケーキ’
人参入りのスポンジと
クリームチーズの二層となり
トッピングに甘夏の皮をあしらい、美味。
ホワイトチョコレートに無粋な俺の焼印は ん?
いつも左側を割り当てられ、
朝日を期待しますが
翼の上ではいかんともしがたく、
特徴的な翼先端のデザインをシルエットで。
エンジン部の盛り上がりから
日が昇ったように見えましたね。
うとうとした気分がしない中、
到着まで1時間ほどとなる、
ハワイ時間の7時過ぎ、朝の軽食が出ました。
日本時間では2時過ぎなので気分は ’?’
この先数日間、
暑さを避けるつもりが、
雨模様を避ける結果となるとは。
出迎えは緑のアイツ ― 2014年09月05日 11時39分
シェイドがなくなった
最新の窓から翼越しに
オアフ島が見えてきました。
もう少し右の山には雲が多いのですが、
どう見ても山火事のもとと思われる煙が、
幾筋か上っていることにに気づき、
山の中腹より上の方なので、
ハイカーの不注意かなどと思っていました。
ホノルル乗継です
ホテルで見た日本語ニュースによると、
やはり山火事で、
原因は7歳の子供二人の
ライター遊びだそうで、
数日前に発火し何日も消えなかったようです。
ホノルル滞在客をしり目に、
HISの係りの人に連れられ、
国内線乗り場まで荷物をゴロゴロ、
いつもながら結構な距離です。
待ち時間を過ごしたあと、
乗継いでカイルアコナ空港へ着きました。
あわただしく帰りの準備をする飛行機たち
荷物引き取り場所にいくと、
いつものとおりHISの人たちが、
すでに荷物を確保ずみで、
軽いレクチャーのあとホテルへ行きますが、
到着が我が家だけだったので、
ミニバン乗合でなく、セダンでなにかいつもと違う感。
マリオットに到着すると、
日本語デスクのシャーリーさん登場。
訊けばパーティルームで年一回の
’ポキ・コンテスト’開催中。
終了まじかためかシャーリーさんの顔か、
ひとり$10のところただでもぐりこみ。
写真のような変則ポキが多く、
マグロ以外もあるんだと納得。
どれもスパイスの違いを競っているようで、
日本人としてはちょっと追随できかねます。
薄紫のカップは ’ポイ ’ ですが、
ちょっとダシとか味を加えると食べやすいでしょうか。
部屋は事前の希望通り離れ風
飛び石の手前の芝生は専用庭
2階建ての、1階角部屋で落ち着きます。
全部で20部屋なのでツアーでは設定がありません。
フロントに郵便が届いていました。
郵便ですがプライオリティ・ボックスと言うようです。
今回はコナに行かないので、
滞在日をサバ読んで注文したら、
早く着きすぎました。
16オンスの’Fancy’ を1袋、
16オンスの’NO.1’(3番目のランク) を2袋。
夕方になり雲が少し染り日没に期待。
日も半分沈むと光量が落ちてきます。
沈みそうなので連写が止まるまで、
シャッターを押し続けましたが、
息継ぎでカメラが一呼吸したき、
沈む瞬間がまだで、
押し初めが早すぎたことに気づくありさま、
慌ててシャッターを数コマ押したところで終了です。
その慌てた結果、
グリーン・フラッシュが始まるところがこのカット。
緑のアイツをご覧ください。
トリミングで最後の3コマ
縁のあたりが心なしか緑になったような。
全体が緑に光っりました。
完全に緑だと思いますが小さすぎます。
3日後は何事もなく沈んだので比較用。
日付の変わった夜中に出発予定があるので、
身体をやすめるため食事の後就寝のふりをしましょう。
食料のの写真を忘れました。
サンライズ・ツアー ― 2014年09月08日 12時32分
ハワイ島の北西で日の出は見れません。
どうしても見たい場合は、
ヒロとか島の東側に行くか、
山に登るかの選択となります。
ウチは山派で、
マウナ・ケアからの日の出に凝り、
時差ボケになる暇もない、
到着日の夜中に出ることにしています。
今回選んだ乗合ツアーは、
催行業者未定で、
草分けで格調の ’太公望ハワイ ’か、
ちょっとゆるい ’マサシ・ネイチャー・スクール’、
のどちらかとなる出たとこ勝負でした。
ピックアップ・タイム、午前1時45分に現れたのは、
HAWAIIAN IYES とロゴの入ったミニバンを駆る、
マサシのガイド、永田さんでした。
1時間ちょっとで
オニズカ・」ビジターセンターに着き休憩タイム。
太公望ではあえて出さない軽食が出ました。
日の出前の聖なるマウナ・ケアを冒涜?
身体が欲していると言って食べてしまう自分が・・・
休憩・高度順応タイムのあと上へ向かいます。
未舗装路から埃防止の舗装路に入り、
3,900m付近までくると、
永田さんはハンドルを切り小さな駐車場に止まります。
アストロ・トレーサーの事前準備失敗で、
撮影はあきらめていましたが永田さんの、
「ISO3200くらいでSS10秒で撮れますよー」、
に押されISO6400、SS0.8秒手持ち。
目の前のオリオンが何とか入ったので、
ちょっとトリミングしてみます。
オリオンからたどって、すばる星団が見えたので、
これもトリミング(画像中央の下から1/3あたり)。
奮闘していると永田さんから「三脚あります」の声、
ちょっと考え借りることに。
おすすめの ISO3200、SS10秒です。
アストロ・トレーサには負けますが、
手持ちとは雲泥の差です。
空のどのあたりが撮れたのか皆目。
ヒロ方面に向けてみると、
星とともに画面下には
暗い雲海に映える赤い光が見えます。
画面下の右の赤いほうが、
キラウエアのハレマウマウ火口で、
左がおそらくプウ・オオ火口でしょうか。
電波望遠鏡のアンテナ越しには、
金星と木星の姿がクッキリ。
この辺で日の出タイムを迎えに頂上へ出発。
かなり高いところで時間を費やしたので、
体調も問題ない状態を保っているようです。
明るくなってきた空を、
規制で立ち入れない本当の山頂越しに。
日の出間近、ここから連写してみましたが、
グリーン・フラッシュは発生しません。
雲がなく(雲海は別)反射で
色が変わっていく風情は今回お休み。
レンズのせいで右上方向にゴーストが出ました。
ゴーストが見えないところまでカメラを振ります。
時間とともに太陽光が強くなります。
年賀状用のカットはどうなったでしょう。
実はけっこう感動していますが、
こんな角度で影が ’写るんです’。
長居はできないので下山しますが、
揺れる車窓から水平を出すのは難しいです。
マウナ・ロアと雲海に隠れるクラウエアとヒロ方面
タイミングにより山際から日の出もどき。
車窓から撮るのは至難の業ということにしておきます。
オニズカまで戻り風景など
銀剣草の花は9月には散ってしまい一生を終えます。
写真の質は不問ということで。
長ーい雲に隠れるマウナ・ロアをパチリ。
7時半ごろです。
あとはホテルへ向かいますが、
もうまぶたが下がって。
ありついたらテスト ― 2014年09月10日 21時29分
真夏のホテルに一気に下ったのが9:20AMごろで、
11時終了の朝食に間に合いました。
朝食(ブッフェ)付きなので助かります。
このあと出番がなくなったので、
シーンがダブるもののあえて掲載します。
具を選んで焼いてもらいます。
適当に指さして「それとそれとそれ」なんてね。
知ったようなふりで 「アンド オールソー チーズ」、
で最後に 「チーズ?」と聞かれ、
通じていなかったことを知る。
料理を撮るのは難しく、
鮮やかモードで寄ったら品がなくなりました。
最終日のガイドをお願いした、
KENさんのひっかけ問題。
ブーゲンビリアの花の色は何種類?
画像の中央でつき出ているのが花で、
度のブーゲンビリアも同じ花の色。
悲しい伝説付きのビーチ・ナウパカ
似ていると思ったら、こちらのクチナシのようです。
妙に解像したもので撮っときましたが、
後日剪定されていました。
ちょっと違和感のある咲き方。
花が近すぎてパン・フォーカスが効きません。
定評のない遠景が残ることとなりましたが、
言われているほどひどさがわかりません。
良くつかめませんが35mmマクロは、
バンバン撮って慣れるしかないようです。
チャーター<森編> ― 2014年09月10日 23時20分
終日だらだらした翌日は、
10時間チャーターです。
和田さん登場です。
ガイド仲間ではタイチョーと慕われて・・・
さて今日はどうしようかということで提案をもらい、
最終目的地の火山へは南回りで始めることになりました。
車中ではいつしか車の話になり、
担当のセールスマンが動物を飼っている話になり、
コナからさらに南に下る途中の道ばたに、
忽然と現れたバッファロー。
セールスマン氏のペットだそうです。
けっこう勇ましくもあり
スリーショットの真ん中はハーフの子だとか
名前を聞いたのですがメモを忘れまして
マヌカ・ステート・パークだそうです
撮りように300mmを付けたので、
レンズ交換する間もなく、たしかアボカドだったか
ストロベリー・グアバの実。
そういえば朝食のときグアバ・ジュースを飲んだっけ
スクランブルエッグフラワーですって。
つぼみが全部開いた時の感じで命名したようで。
聞き漏らしました
タイチョー提供のサラテクトもあまり効かず(失礼!)
この先悩まされることになります。
やぶ蚊より小型ですが数が多く、
刺した瞬間に飛び去るので厄介です。
タイチョーの足もこれは失敗ですね。
パッションフルーツ系のバナナポカ。
鳥たちが大好物なので、
増えそうな特定外来種で警戒中。
溶岩がひいた後でしょうか、
ピット・クレーターと呼ばれています。
300mmでは近すぎ、
蚊を追いながらレンズ交換。
倒木が道をふさぐ状態は数か所あります。
これはくぐりましょう。
これの対処はチェーン・ソーで道幅分切って、
残った両側は長いので放置とか。
跨ぐとき両足が浮く高さで。
浅く横に根を張り、背が高いので足元はもろいです。
横から見るとわかり易いです
グアバの花です。
これはなんだかわかりませんが色に惹かれて
蚊がひどすぎて待ち伏せできません。
エレパイヨ というヒタキの仲間です。
レンズがなぜかMFになっておりピントが合う前に
飛ばれてしまうのは毎度のこと
止まった先でかくれんぼ
今日一番の接近ですがこんな画角。
でトリミングすると
特徴的な尾羽の角度とか感じわかりますよね。
肉眼だ遠くで黒く、まったくなんだかわかりません。
露出補正を+2.3とかで取り合えず。
トリミングすると確信はありませんが
どうもアパパネではないかと。
こちらはアトリ科のアマキヒ の証拠写真。
オアフ島、モロカイ島とは区別される亜種だそうです。
今回の鳥は消化不良で、
次回以降への持越しとします。
道も悪くいささか疲れたので反省もなしで。
口直しをご希望の方へ朗報です!
’ハワイ島 エレパイヨ ’ とか、
’ハワイ島 アマキヒ ’ 、
さらに ’ハワイ島 アパパネ ’ とか検索すれば、
驚くほど精細な画像が見つかるでしょう。
トレイルの出口付近の立て看板です。
避難(溶岩流から?)時にキャンプできる?
1時間程度で一回りかと思ったら、
距離も思ったより長く、
フィールド・アスレチックのまねが入ったりで、
倍の2時間かかってしまいました。
うしろに響かなければよいですが。
チャーター<より道編> ― 2014年09月11日 13時48分
南回りなら、
荒涼としたサウス・ポイントも観れるか、
と思ったら往復40分と聞かされ、
次回以降に回すことになりました。
サウス・ポイントへと折れ曲がってしばらくすると、
パラダイス・メドウズという、
有機栽培のマカデミア・ナッツや、
養蜂をやっている農園に寄りました。
普通の農園をよく知りませんが、ふーん という感じか。
駐車スペースのそばに売店があります。
訳あって拡大不可で。
![](http://coolshot.asablo.jp/blog/img/2014/09/12/341cfe.jpg)
コーヒーをいただきながら、
いろいろなフレーバー付きのマカデミア・ナッツや
さまざまな花の蜂蜜の試食で脳が大混乱。
オーガニックで塩分無添加のものを購入。
試食でつなぎはしましたが、
1時を回りさすがに昼でしょう。
プナルウで軽食などいかが、
ということで巨大なヤシの木のある駐車場に。
アメリカ合衆国で最南端のパン屋、
そういえば2009年にトイレ休憩で寄りました。
甘味の付いた菓子パン的なのが、
美味しさで有名ですと。
自分のサンドウイッチは撮影不能。
タイチョーの チリ・ドッグ で代役。
イメージが違いますよねチリドッグ。
フォークとナイフで食べていました。
キバシコウカンチョウ。
撮ってなんかやるもんかと言いながら。
サウスポイント(画像なし)を過ぎて、
海岸沿いに進みます。
車窓から見える海岸線は黒一色。
ここからほど近い、
ウミガメのいる黒砂海岸には
一度行ったことがあります。
つい最近知りましたが、
1965年に若大将が出した、
「ブラック・サンド・ビーチ」はそこのことらしいです。
おどろきですねー。
ちょっともやって大地を貫く道路がわかりにくいです。
絞って遠景という手。
9キロほど続く直線だそうです。
(実は難しい撮影でした)
さあ、いよいよ火山国立公園の看板です。
実は入り口ゲートで入山料$35を払うのですが、
なんとこの日8月25日は公園の誕生日で無料。
とてもむふふでした。
このあと堪能した火山は次の記事で。
チャーター <火山編> ― 2014年09月19日 22時41分
なかなか完結しないとは情けないことです。
当日の時間がとてつもなく長かった、
なんてことはあるはずはないですね。
じつは撮影枚数が多く、
選別に時間をさいた、
あるいは選別を始めるまでに時間がかかった、
というほうが正直だといってよいかと。
さて今回の撮影中を通じて、
カメラの背面液晶モニターを見ながら、
気になっていたことがあります。
それはこの画像のように、
雲のハイライトが白飛びしてしまうことが多く、
扱いづらいなどとひとり感じていたのでした。
調べてわかったことは、
白飛び対策と黒潰れ対策を、
設定もれしてあったのが原因でした。
ユーザーモード設定時に忘れたようです。
仕方がないので RAW画像を、
jpeg に変換するときに、
強制的に白飛び部分の諧調を復元できるという、
追い焼きというモードを画質そっちのけで敢行したら、
何とかみれる雲になりました。
小さな山々は噴火あとらしいです。
ともかく入山料が本日無料の嬉しさをかみしめて、
標高1200mちょっとの、
ジャガー・ミュージアムの駐車場まで上がり、
まずはマウナ・ロア方向を見ますと、
雲の下にうっすら続くのは、
後ろ左から回り込むハレマウマウ火口の噴煙。
ハレマウマウを眺めますと、
今日の噴煙はちょっと量が少なめの様子。
わが妻さんはこの噴煙さえあれば何もいらないと。
マウナケアからあれほど赤く染まって見えるとは、
にわかには想像できませんね。
というので場所を変えます。
名前をメモし忘れましたが、
同じ木で若い葉と成長した葉の形が違う、
珍しい植物でした。
トレールの横道は侵入禁止。
日本だとこんな看板では済まないですね。
文化の成熟度というよりは自己責任の徹底?
目をつむってタイチョーに誘導されていましたが、
開けた目に飛び込んできたのはあきれた光景。
帰り道の道脇にまた見慣れない植物。
実は昨年タイチョーに説明を受け日系人が、
神事で何かの代わりに飾る、
という名前はえーっと。
まあ一回で全部記憶したらガイドさんが要らなくなります。
このあと駐車場で、
翌々日に予約してあるツアー会社のオーナー、
KENさん(初対面)ですが会議があり入山していたところ、
たまたタイチョーの車に気づき、
結果を伝えようと待っていたそうで、
挨拶もそこそに 「なんと狭い島」
と思いながらツアーは続きます。
車は入れないので、
ゲートを歩いて通ります。
よく歩いたと思ったら、
ブログ用画像選別のときに知ったのですが、
片道約1.6kmでした。
結構歩いた感じでもまだまだ先がありました。
先ほどからは真裏から見るかっこう。
これは特に長かったです。
手タレもどきは妻さんです。
さすがに後ろの雲はお手上げです。
赤い点線は地割れとともに溶岩が噴出したあと。
説明書きの右上部にあるケアナカコイ・クレーター
ハレマウマウへ向かった地割れのイラスト。
手前からその深い地割れのあとが続いています
横位置でワイドな感じを
一時間ほど過ごし帰りますが、
道が曲がっていることもありゲートは見えません。
ホテルに着くと予定の10時間を30分ほど過ぎ、
$35の追加となりました。
次にタイチョーに会うときは、
どんな楽しみ新たな経験が出来そうです。
それにしてもタイチョーの心配が的中し、
プウオオ火口の溶岩流が、
6月の終わりごろ新しい流れを作り、
9月下旬にはヒロの南、
プナ地区のパホアという町に迫っています。
あと数カ月で東南の海岸へ到達しそうな感があり、
心配もありますが人目に触れるようになって、
見学ツアー組み込みが始まるかもしれません。
たまたま見かけたブロガーさんの解説はこちらで。
マウナ・ケアでサンセット ― 2014年09月20日 22時54分
サンセットツアーの
ちょっと早すぎ?と思われる
ピックアップタイムが来ました。
指名買いの太公望ハワイの濃紺のバンがやってきます。
ガイドはアメリカ人のゴツイ印象クリスさん。
となりのリゾートと言ってよいほど近い、
マウナ・ラニ・ベイでトイレ休憩だそうです。
ここで時間調整?
結局、山方面への分かれ道で、
逆方向へまがり横道に入りました。
音に聞いたハマクワ・マカデミア・ナッツ売店でした。
ABCに置いてあるドール製よりは、
自然なワサビフレーバーが気に入ったのと、
前日のオーガニック塩分無添加に感化され、
UNSALTED(こちらのほうが甘味が若干強い?)
をゲット。
時間調整が済んだので山方面へ。
クリスさんが突然「マウナ・ケアー」と嬌声をあげます。
確かに見えた山頂付近の天文台は、
いつもと違う角度で見え新鮮でしたが。
雲の感じが気に入ったので気分転換。
野生の七面鳥ですが、
アメリカ人が特別好きなのか、
クリスさん個人がお気に入りなのか、
なぜか外向きのスピーカーで鳴きまね。
乗合の全員引いた空気となりました。
溶岩原野の風情をどうしても見せたいようで、
手足伸ばし休憩。
高度順応と夕食タイムを兼ねた休憩に、
いつものオニズカ・ビジター・センター到着。
バンの後部でクリスさんがなにやら作業を始めました。
特別な味噌ではないとのことですが、
よそのツアーの味噌汁より味がよろしいようで。
太公望代表サニー武石さんが推す、
コナの ’寿司SIONO’さん製、
絶品BENTOです。
ご飯はカリフォルニア産コシヒカリ牧田ゴールド。
海洋深層水で養殖している、
コナ産蝦夷アワビの煮物。
牧草で育ったハワイ島産牛のリブアイを、
野菜と炒めたもの。
白魚のから揚げと紫いもの天ぷら&
なぜかパセリの刺さった地鶏の卵焼き。
いつもと違う寒さを感じながら休憩は続きます。
周りは雲に覆われ晴れ間はこの一転のみ。
休憩していると
喫煙をからかわれている女性ガイドが、
ちょっと離れたジャックスのバンに入ったので、
クリスさんに訊くと、
どうも以前世話になったユミさん本人らしいので、
頂上付近で旧交をあたためることになります。
時間をかけて身体を高度に鳴らした後出発です。
この荒れた雰囲気も好きで。
いつ観ても雲海はすごいです。
山頂付近に着くと
太陽は水平線よりかなり上の積乱雲にかかり、
少し早く沈んでしまいそう。
上空に余計な雲もなくたんたんと沈んでいきました。
ちょっと露出を調整してすばる天文台越しに
立ち入り規制されているはずの真の頂上に人影。
雲海の向こうの地球の陰にぽつんとなにか。
ヒートテック上下も気温5度はかなり寒いです。
ただいつもと違い体調はすこぶる快調で不思議です。
高度順応時間が長かったのが功奏か。
酸素60%のなか、
喫煙中のユミさんに直接確認したら、
2010年の山火事のことは忘れておらず、
「やあやああのときはどうも」てな具合に盛り上がりました。
ふつうよそのツアーガイドにはあまり話しかけませんが。
回をかさねると気が大きくなるようで。
とくに面白く撮れませんでしたが日没後の風情。
星空観測地点へ下がります。
といってもオニズカ付近は雲だらけと想像されるので、
簡易トイレが一つある3900mあたりの駐車スペースへ。
無理やりISO12800で手持ち。
前方の山はマウナ・ロアで、
頂上からちょっと下がった赤い点が測候所でしょうか。
タイチョーはあちらのどのへんで
観察するのか気になります。
望遠鏡からの土星の輪は圧巻でした。
やはり太公望のガイドさんは当たりの確立が高く、
クリスさんの例にもれずでした。
ホテルに着くと、
ちょうどジャックスのバンも乗客を降ろしており、
ユミさんとあらためて別れの挨拶。
カメハメハ・ツアーと称する ― 2014年09月22日 00時47分
最終ツアーの日がやってきました。
今日は島の北西、北コハラから、
北東を巡るという珍しいツアーです。
なんかズームレンズの気分なので縛りで。
ゆっくり目の10:00がピックアップタイムとなり、
ホロホロ・アイランド・ツアーのKENさん登場です。
なんかかっこよく、また声も独特なんです。
昨年ツアー会社を立ち上げるにあたり、
かのタイチョーも深くかかわったようで、
なんかファミリー的につながって行きます。
さてこのツアーは本来乗り合いなのですが、
他に予約が入らず実質貸し切り、
ということでとてもむふふな状態ですが、
チップは弾めないし商売的にはかわいそうな状況。
最初の立ち寄り先はハマクワのナッツ屋さんですが、
前の日太公望のクリスさんに案内された話をすると、
急きょキャンセルしてくれました。
それより話の流れでクリスさんの奥さんが、
KENさんの会社で働いているのがわかったり、
こちらが太公望のジェームズさんを知っているとわかると、
近所に住んでいると教えてくれたり、
次々とつながる相関図には驚かされます。
HAWI(ハヴィ)を通り過ぎてすぐのあたりに、
カパアウというカメハメハ大王の生まれたところがあり、
この像が立っています。
後ろの建物は戦争の功労者の記念館?
普通にヤシが落ちており上にも注意。
こんな風情、そうひなびています。
もどってHAWI(ハヴィ)を散策しようと思ったら。
5分で終わりました。
おばちゃんたちが集まっているのは、
アイスクリーム屋さんで一番人がいました。
最近はアーティストの店も多いとのこと。
多いといってもこの眺めですから・・・
いつもは遠くから見ているコハラ(コホラ)山、
今日はその中腹を走りながら牧草地と海を愉しむ。
奥の左からマウナ・ケアの半かけ、
真ん中がマウナ・ロアで右の半かけがフアラライ。
この景色を見れるツアーは他にないので希少。
カウボーイの町ワイメアの、
パーカー・ランチ・センターでランチタイム狙いです。
地元人(だと思いますが)が多そう、
ちょっとなじみにくい印象のフードコートではなく、
目当てはまた音に聞く リリコイ・カフェ です。
リリコイはパッションフルーツと聞き、
今朝飲んだジュースが頭をよぎりました。
KENさんが指さす先には、
なんとビッグ・アイランド・クレストで、
2度ガイドしていただき、
昨年はツアー途中で行き会いハグに及んだ、
コージさん(バイスプレジデントに昇格)が、
車のオイル交換のついでに寄ったとのことで、
奥様と食事中でした。
なんと狭い島!
今日は奥様の手前、握手だけにしておきましたが、
顔を見てしまったらまたガイドをお願いしなくては。
ただ今年はスタッフさんも増えたようで、
ツアーを申し込んでも当たる確率が減ります。
さてランチですが、
野菜の苦手なKENさんも
ここのは食べられると言っています。
手前のハムサンドはともかく、
奥のツナサンドが絶品で、
レーズンと松の実入りの不思議な食感です。
レーズンのにがてなKENさん(苦手が多い)も絶賛。
食事の後はここにしかない黄色いレフアです。
小さくて見にくいので少しトリミングおば。
スタバ越しのマウナ・ケアの展望台とは。
たしかに迫力を感じる気がします。
40分ほどのドライブで、
たしか3度目くらいのワイピオ渓谷眺め。
ちょっともやっていますが見やすく写りました。
いつかは谷底を巡りたいものです。
これでも開花中のスリーピング・ハイビスカス。
思わずトリミングしたものです。
久しぶりのホノカアの映画館。
ホノカア・ボーイが記念上映中。
たしか前は売りに出ているときで休んでいました。
初めて中を見せてもらいます。
椅子は昔懐かしいひび割れたピニールレザー。
あっさりしたポスターです。
ヒロ出発のツアーで有名な、
長谷川久美子さんの娘さん、
長谷川潤さんが出ていました。
街並み?
島を横断して北西海岸へ戻ります。
歴史的な場所、
プウコホラ・ヘイアウ(で良かったか)からの眺め。
冬は右の海原にクジラの姿が見えるそうです。
バケツリレー方式で積み上げた要塞然とした建造物。
たしかカメハメハ大王が最後をむかえたところ、
と聞いたような気がします。
(KENさんごめんなさい、また教わる口実?)
こちらもさらっと流して、用途は不明のまま。
ビジターセンターの庭には、
固有種のロウルという背の低いヤシがありました。
ここまでくればもうホテルはもうすぐ。
走り出して間もなく、
KENさんの奥さんであるアヤノさんが駆る、
黄色いミニバンにとすれ違ったとき、
次はコナ散策であのバンに乗るのかとか思いながら、
ホテルに着いたのは良いのですが、
ここで支払予定のドル札の不足に気づき、
妻さんに部屋に走ってもらい、
私は人質として車に残りましたが、
他のツアー客が一緒だったらと思うと冷やせものです。
皆さん出発前の持ち物点検はしっかりしましょう。
星は星でも ― 2014年09月28日 00時43分
の事前練習の結果が思わしくなく、
星空観測付きのツアーには今回使えず、
悔しがりながらホテルの部屋前で、
90秒露光のタイマー設定で、
事後テストを試みると、
掲載に及ばずレベルのものが何枚かは・・・
せっかくなので載せちゃいますが
180度が真南なので、
この213度は南と西の間で天の川以外、
何が写っているのか不明のまま。
左上で揺れるやしは低地のあかし。
空が少し明るいのは散策路の照明を拾った?
カメラのCMOSセンサーが動くので、
星は止まり、地上のものはブレます。
306度、北東から少し西寄りで、
何が何やらで自分で星座を作ろうという騒ぎ。
星の数ももっと多く写るかもせしれません。
次回は事前点検や練習撮影を十分したいです。
帰国後1か月も経ちますが、
写真整理が追いつかず引きずりまくりです。
いますこし余韻が続きます。
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